No.12-4


リーダー アカネ
ダイナマイト プリティ ギャル!

さあ、いよいよコガネジムに挑戦です!
真夜中だけど気にしない!
挑戦者は昼夜問わずやってくる。ジムの人たちは大変ですね。


「ノーマルタイプ ポケモンの
つかいてが あつまっている!」

ここでもアドバイス野郎は健在!
このジムではノーマルタイプが中心となって戦いを仕掛けてきます。


おとなのおねえさんの アケミが
しょうぶを しかけてきた!

ジム内のトレーナーは女の子ばかり!
大人のお姉さんもいて、なんだかドキドキしちゃいます(*ノД`)


ノーマルタイプと相性がいい、きんにくちゃんが大活躍です!
頼もしい限りですね〜。



「はーい!
うちが アカネちゃーん!!」

元気よく挨拶してくれたこの女の子がコガネジムリーダー、アカネ!
いざ尋常に勝負!


ジムリーダーの アカネが
しょうぶを しかけてきた!

さあ、トラウマとも言われたアカネとの対戦が始まりました…!


相手の先鋒はピッピ。
「ゆびをふる」を覚えているので何が出てくるかわからない怖さがありますが、堅実に攻めていけば勝てる相手です。
落ち着いていきましょう!


ピッピ撃破!
問題はこの後に出てくる……


ジムリーダーの アカネは
ミルタンクを くりだした!

出た…出た…!
皆のトラウマ、アカネのミルタンク!

なぜ彼女のミルタンクがこうも恐れられているのか?
その所以は、ミルタンクというポケモン自身が高い防御力と体力を持ち、さらにはその巨体に似合わず素早さも兼ね備えているということがまず一つ。


てきの ミルタンクは
ころがるを つかった!

そしてなにより強力な技の数々!

命中するごとに威力の上がる「ころがる」、手持ちがオスだと行動を制限されてしまう「メロメロ」、タイプ一致で威力が1.5倍&ひるみ効果のある「ふみつけ」、そして…最大HPの半分を回復する「ミルクのみ」!

……これが序盤のジムで登場するというんだから堪ったもんじゃありません。
もちろんレベルはその地点では妥当な数値ですし、アカネの手持ちもたったの2匹というフォローもあります。
状態異常にさせたり能力を低下させる補助技を駆使すればバトルは有利に。

これみよがしにかくとうタイプのワンリキーを交換してくれる人がいたり、コガネシティのすぐ近くの自然公園では「あなをほる」のわざマシンを手に入れられるので、「ころがる」を確実に外させることも可能です。

しかし、ポケモンというゲームに触れたばかりの駆け出しトレーナーにとって脅威であることには変わりありません。
プレイ経験のある方は子供の頃、このミルタンクに泣かされた思い出があるのではないでしょうか。

かくいう私もこいつには大変苦労させられました…。
ゲームセンターに引きこもり、現実逃避していた過去がよみがえります…。


でも!今日はそんな過去と決別するために来たのです!
きんにくちゃんのレベルをきちんと上げておいたおかげで、無事勝利!!

過去の自分とはおさらばです!( ;∀;)ノ~


「うう……」
いやぁ、これで自分も一皮剥けたってもんですよ。ハッハッハ……
………ん?


「…… うわーん!!
ひどいよ ひどいよ!!」

えええええ!?


「わーん!!」
えっ…ちょ、ちょっと!


「わーん!!」
こ、困るよ〜!


「…… ぐっすん ひっぐ
…… ひどいよお!!」

おいもう泣くなよ!泣くなって!
こっちが泣きたくなるだろ!


ああ、どうしよう…。
どう話しかけても泣き止んでくれません…。


「あーあ アカネちゃん
なかしちゃったのね」

途方にくれてその場を離れようとすると、近くにいたトレーナーが話しかけてきます。
「泣かしちゃったのね」って…そ、そんな言い方しないでよ!こっちが泣きそうなんだから!


「しばらくしたら なきやむから
まけると いつも ないちゃうのよ」

そんなこと言われてもねぇ…。すっごい泣き様だったよ彼女?
疑いつつも、もう一度アカネに話しかけてみると……


「なに? まだ なんか あるの? ああ バッジ?」
復活してるー!!
ジムリーダーになるだけあって、案外タフネスなんでしょうか…?


「ごめん わすれてた
はい レギュラーバッジ」

忘れてもらっちゃ困るよ!Σ(゚Д゚;)
そのために戦ってるんだから!


わかがしらは アカネから
レギュラーバッジを もらった!

なんだか締まらないですが、とにかくバッジゲットだぜ!
レギュラーバッジは、フィールド上で「かいりき」が使えるようになったり、手持ちのすばやさが上がったりする効果があります。


わかがしらは
わざマシン45を もらった!

アカネからもらえるわざマシンは「メロメロ」!ポケモンの魅力を最大限に引き上げて相手を翻弄する技ですね。
アカネいわく「かわいーうちにぴったしやろ?」とのこと。


「ほな また あそびに おいでーな! バイバイ!」
泣いたらスッキリしたと言って、気持ちよく送り出してくれるアカネ。
真っ直ぐにポケモンバトルと向き合って、心から楽しんでいる彼女には好感を持てますよね!
これでバトルのトラウマも緩和されるってもんです。


「かったか? それは よかった! おれは おんなのこに みとれていたよ」
て、てんめええええええ!!
私が必死に恐怖と戦っている間、お前は顔をだらしなく緩ませて女の子ばっかり見てかんか!このやろう、このやろう!
お前なんかちゃぶ台でもくらえ!
(#ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻

ところでこのコガネジム、花壇の並びがピッピの形になっているんですよ!
よーく見ながらジム内を歩くと気付けるかもしれないですね。



トラウマを克服できたところで今回は終了です。次回は華やかな大都市を離れ、次の町を目指します!
それでは皆さんさようなら〜ヽ(´ー`)ノ
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