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「ほんと…?」

ルークは4人を見渡す。皆は安心させるように、ルークに触れる

「俺、皆が好きなんて、我儘なのに…?」
「それは我儘ではありません。ルークはそれでいいのです」
「独り占めしたいのは山々だかな。全員で愛するのも悪くねーしな」

その言葉に、安心したように笑うルーク。4人もまた、ホッとした。悲しみの涙は見たくないからだ

フレンは、ルークの根元から指を離し、陰茎を擦る

「あ…っ、ぁあんっ」

ガイも前立腺を何度も擦り、ルークを絶頂に押し上げる

二人の愛撫に、象徴に溺れる

「可愛いよ、ルーク」
「もっと気持ち良くしてやるさ」

がくがくと揺れながら、ルークの頭がスパークする

「ぁあああぁ―――っ!」

勢い良く欲を放ち、ガイの精液も中で呑み込む。休む暇もなく、次はフレンの陰茎に背面座位で挿入された

「ぁぁああっ」

三人の欲を受けた内壁は簡単にフレンのを呑み込んだ

「まだまだ夜は長いよ、今夜はとことん付き合ってもらうからね」

激しい突き上げに、ルークは悲鳴を上げる

「やだぁっ、死んじゃう…っ!」

怒濤の快感に、恐怖で雫が零れる。ルークは縋るように、目の前にいるガイに腕を伸ばす

「ルークが不安を感じないようになるまで、全員で教え込んでやるよ。覚悟しろよ」

ガイはルークの口唇を塞いだ

「たっぷり感じろよ、俺等の愛をな」

ユーリは胸の尖りを摘み、片方を舌で転がす

「受け取って下さいね、嫌というほど注ぎ入れてあげますから」

ジェイドはルークの陰茎を口に含み、絶妙に愛撫する

「あぁぁああ―――!壊れ、るぅぅ!」


4人からの攻めに、身体が言う事をきかない

怖いけど、彼らにこうされるのは気持ちがいい

恥ずかしい。でも、この快感が欲しい

矛盾する二つの思い

でも受け入れてくれるから素直になれる

「ぁああっ、だめぇ…っ!おかしく、なるぅ!」

がくがくと躯が仰け反る

結局、気絶するまで一晩中愛され続けたのであった

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