自分でもバカだって分かってる。だけど、惚れちまったんだから、しょうがないだろぃ?
「あの…ぶ、ブン太さん…そろそろ離してくれませんか…?」
「なんで?」
「なんでって…ここカフェですよ?皆さんに見られていて、は、恥ずかしいです…///」
「大丈夫だよぃ!見せつけてやればいーじゃん!」
俺は桜乃が言っていることを左から右に流して、さらに腕に力を入れて抱き締める。
「もうっ…ブン太さんったら!」
顔が真っ赤になって頬を膨らませて怒っている桜乃も可愛いと思ってしまうなんて俺は相当重症だな。けど、本当に好きなんだからしょうがない。
「好きだぜ、桜乃。これからもずっと。」
これからも君が好き