昔から大好きだったサクラちゃん。
今でもその気持ちが変わらない、これからもずっと変わらない。
サクラちゃんが好きで、好きで、たまらないんだ。
「サークラちゃん!」
「きゃっ!ナルト!」
「へへっ」
仕事中のサクラちゃんに抱きつくと、いつも怒る。
でも、どうしても我慢できないんだってばよ。
サクラちゃん見てると、じっとしていられない。
「サクラちゃん!デートしようってば!」
「はぁ?」
「俺、外で待ってるってばよ!」
俺たちはまだ恋人とかそういう関係じゃない。
だけど、これからそうなることだってある。
特に俺は、絶対サクラちゃんを諦めたりはしたくないってばよ。
ずっとサクラちゃんの傍にいて、寂しくないようにするってば。
「ナールートー!」
あ、サクラちゃんが呼んでる。
一方的に言った約束なのに、サクラちゃんは守ってくれる。
あーもう。顔が笑っちまうってばよ。
サクラちゃんってばどうしてこんなに俺の心の中に入るのが上手いんだってば。
俺、もうサクラちゃんなしでは生きていけない。
「どこに行くってば?サクラちゃん!」
恋は叶うまで努力する