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教師と生徒。自分たちはそんな関係。
恋なんてしちゃいけない。
分かっているのに、どうしても諦めきれない自分がいる。
彼女を自分のものにしたい。
教師だから、なんて関係ない。
俺は彼女の前ではただの男なのだから。


「サークラ。今日デートしようか」

「何言ってるんですか。そんなことバレたら先生首になっちゃいますよ」


そうなっても良いよ。
サクラと一緒にいれないっていうんだったら教師なんて辞めても良い。


「バレなきゃ大丈夫!」

「子供みたいなこと言わないでください」


だって一分一秒でもサクラと一緒にいたいんだよ。
好きな女と一緒にいたくない男なんてこの世にはひとりもいないよ。


「んじゃあ、行こうか」

「人の話聞いてました?」

「聞いてたよ。それでもサクラとデートしたいから強制的に連れて行くことにした」

「んなっ!ダメですよ!先生!」

「いーの。」


今日俺はただの男としてサクラと一緒にいるんだから。
だから、サクラはただの女として俺の傍にいてよ。
そしたらずっと一緒にいられるんだから。




ルールなんて関係ない



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