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「サクラ、てめー!浮気するたぁ良い度胸してんじゃねーか!!!」

「サスケ君!私という人がありながら浮気するなんてひどい!!!」


なぜサスケとサクラが言い争っているかというと、サスケはサクラがサイと楽しそうに話しているのを目撃し、サクラはサスケと香憐が楽しそうに話しているのを目撃してお互いそのことについて浮気だと言いあっているというなんともくだらない話。


「お前、あんな男のどこが良いんだ!」

「サスケ君こそあんな女が私より良いってわけ!?」

「バカ!俺はお前以外に興味ねぇ!!」

「バカとはなによ!私だってサスケ君しか目にないわよ!」

「じゃああの色白男と楽しそうに話してたのはなぜだ!」

「あれは、サスケ君とのことをからかわれたのよ!それで私…。さ、サスケ君こそ香憐さんっていう人と楽しそうに話してたのはどうして!」

「あれは、サクラとのことを言われたからだ!それで俺…。」


言い争っているうちに、お互いの勘違いだと気付いた二人。


「サクラ…その…悪かったな…。俺の勘違い…だったみたいだ…」

「あ…その…私も…ごめんなさい…。勝手に…思い込みしちゃって…」


二人は笑い合い、サスケはサクラを抱きしめた。サクラはサスケの背中に手を回し、サスケの胸に顔を埋めた。


「私は…サスケ君だけだから」

「ああ…俺も…サクラだけだから」

「誓おう?絶対浮気しない。どんなことがあっても二人一緒にいるって」

「そうだな」


小指と小指を絡めて決して破ってはいけない誓いを立てた。


(でも、誓いなんて立てなくても私は浮気なんて絶対しないんだけどね)

(誓いなんざ立てなくても浮気なんてするつもりねぇけどな)




浮気疑惑騒動勃発!!



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