ああ…まただ。
相変わらずサクラはいろんなやつらに囲まれている。
たしかに,サクラは可愛くて,可愛くて,可愛い。
けど,もうサクラは俺のもんなんだ。
やっと手に入れた大事な人。
誰にも渡さない。
「サクラ!」
「え?さ…サスケ君?」
俺はサクラに声をかけた。
バックでなにやら文句を言ってるやつらがいるが,無視。
「来い」
そのままサクラの腕をひっぱり,どこか誰もいない、二人っきりになれるところへ向かう。
「え…さ…サスケ君…どうし…んっ」
振り返ってサクラにキスをする。
強く,強く。
俺しか見えないように。俺のことしか考えられないように。
「お前のその顔は俺だけが知っていればいい」
ひとりじめ
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※企画「rendezvous」様へ提出。