君がいなきゃダメなんだ


蜜柑,お前は俺の光だ。どんな暗闇も撥ね返す強い,強い光。お前のその太陽みたいに眩しい笑顔でどれだけ救われたか。


「なっつめー」
「…なんだよ」
「行こ?」
「……ああ」


蜜柑は今日も俺の傍にいてくれる。俺もそれを望んでいる。いつまでも俺の傍から離れないでほしい。ずっと一緒にいてほしい。


(蜜柑。もうどこにも行くな。ずっと俺の傍にいろ。)


そう胸の奥で願う。