ネタ


:)気分屋な子(庭球)
2011/05/19



主人公は気分屋な子、でもなんかタイミングはいい、しかも勘違いされやすいとさらにおいしい(^q^)←
やる気なさげな顔も周りからしたら儚げな表情に大変身、みたいな
口は丁寧だけど悪い感じで
んー舞台は立海ぐらい?復活の並盛でもいい

ま、今回は立海で


どかっ ばきっ
「お前2年のくせにレギュラーだからって調子にのんなよっ」

「幸村たちに気に入られてるからレギュラーになれたんじゃねー、のっ」

ばきっ

今日も先輩から、いや先輩とも言えねー奴らから暴力を受ける。まぁ、俺が2年のくせにレギュラーだから妬みだろう
でも俺の尊敬する先輩たちに迷惑はかけたくねーからいつもただただ黙って暴力を受けている
(ま、もうちょいで終わんだろ…)

「何とか言えよっ」

どごっ

「っ!」

少し気が緩んでいたところに重い衝撃がくる

「俺たちだってなぁ、お前みたいな暴力的な試合すれば、勝てんだよ」

「ま、お前はそうしないと勝てないんだろうけどなっ」

ぎゃはは、と下品な笑いが響く

(今日はちょっとやべぇかも)

奴らを睨んでしまう
それに気づいた奴らがさらに暴力をふるう


と、そんな時声が、した

「ねぇ、なにしてるのー?」

「っ!?」

奴らは思いもよらない展開に驚いている

「可愛い可愛い後輩にそんなことして恥ずかしくないんですかー?
あ、そっか屑だからそんなこともわからないんだー」

少し間をおいて、言われたことを理解した奴らが今度はそいつにきれる

「てめえ女だからってあんまなめた口きくんじゃねぇよっ」

1人が女に殴りかかる

が、女が長い黒髪をふわりと揺らした瞬間、そいつは倒れた
それを見て、残りの奴らは恐ろしくなったのか我先にと逃げ出した

(助けてくれた、んだよな、?)
お礼を言わなければと思っていると女がこちらに振り向いた

「ねぇ、大丈夫ー?
たまたま通りかかったから助けてみたんだけど」


天使だと、思った
こちらを見る女、いやこの人の目に俺が映っている
それだけで動かないはずの体が歓喜に震える
どうしてこんなときに俺の口は動いてくれないのか
不思議そうにこちらを見る彼女にやっと返せた言葉は

「あ、あの、俺切原赤也っていいます、
貴女の名前は?」慣れない敬語を何とか絞り出す
すると、天使は俺に柔らかく微笑み口を開いた

「切原君、ね
私の名前は―――……」
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