君の瞳は恋の色〜桜散る頃に〜 | ナノ




【2】



『!?』




いきなりの事で頭が回らなかった…




っえ…何が起こったの…?




何で…… 何で…




総司先輩の唇が私の唇に重なってるの…?




沖「…ねぇ」




フリーズしていた私に何もなかったのように話す総司先輩。




私は総司先輩の顔を見ると、彼はにこやかに笑っていた。




沖「この合宿終わったら僕とデートしよ?」




『へっ!?』




いきなりのお誘いにひょっとこな声を出す。




沖「へっ?って…(笑)。だから、僕とデートしよ」




『い、いや。私、さっきお断り…』




沖「それは、告白のお断りでしょ?」




後ろにあるが恐くて…にこやかに笑う総司先輩が何故か恐くて口ごもってしまった…。




沖「…先輩、後輩としか見られないならそうじゃなくさせる。だから、デートし よ?それで君の気持ち変わらないようなら、僕は諦めるから」




そう真剣に言う総司先輩に思わずうん。と頷いてしまった。




すると、さっきとは変わって総司先輩らしい可愛い笑顔で詳しい日時は連絡するね。
と私のおでこにキスを一つ落として道場へと戻っていった…



『ど、どーしよ…』




はたまたフリーズした私を後ろから歳にぃ、左之にぃが見ていたのは知らなかった……


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