【2】 『失礼します…』 控え気味に職員室に入る。 永「おっ!桜麗ちゃんじゃねーか!」 職員室には小テストを丸付けしていた永倉新八先生…もとい、永倉先生がいた。 『っあ、永倉先生!テストの丸付けですか?』 永「おうっ!案外今回は皆出来てたな!……桜麗ちゃん以外な?」 眉を八の字にして苦笑する永倉先生。 『ま、まさか、また…』 永「オウ…。赤点だ…」 またもや苦笑する永倉先生。 また補習か… 土「待たせたな。…っと、新八…。いたのか」 永「いたのかって…ヒデーな!!土方さん!!」 一枚の紙を持って来た土方先生は永倉先生とコント?をしていた… …そして、いつのまにかそのコントも終わっており、土方先生と私だけになっていた… 土「桜麗?」 『っあ、はい!』 土「大丈夫か?」 『は、はい!っあ、先生!用事って…?』 土「そうだ。この紙みてくれ」 土方先生は持っていた紙を私に渡した… 土「もう少しで、幹部だけの合宿だ。お前は女だし…考えてみてくれ。」 土方先生はそれだけ言った。 合宿か…どーしよ… ―――――――――――― [しおりを挟む] 10 / 20 [ back ] |