君の瞳は恋の色〜桜散る頃に〜 | ナノ




【2】



『失礼します…』


控え気味に職員室に入る。


永「おっ!桜麗ちゃんじゃねーか!」


職員室には小テストを丸付けしていた永倉新八先生…もとい、永倉先生がいた。


『っあ、永倉先生!テストの丸付けですか?』


永「おうっ!案外今回は皆出来てたな!……桜麗ちゃん以外な?」


眉を八の字にして苦笑する永倉先生。


『ま、まさか、また…』


永「オウ…。赤点だ…」


またもや苦笑する永倉先生。
また補習か…


土「待たせたな。…っと、新八…。いたのか」


永「いたのかって…ヒデーな!!土方さん!!」


一枚の紙を持って来た土方先生は永倉先生とコント?をしていた…


…そして、いつのまにかそのコントも終わっており、土方先生と私だけになっていた…


土「桜麗?」


『っあ、はい!』


土「大丈夫か?」


『は、はい!っあ、先生!用事って…?』


土「そうだ。この紙みてくれ」


土方先生は持っていた紙を私に渡した…


土「もう少しで、幹部だけの合宿だ。お前は女だし…考えてみてくれ。」


土方先生はそれだけ言った。


合宿か…どーしよ…


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