「う、」 「大丈夫でござるか?」 「……んー…」 腹を抱えて、name殿は横たわる。 心配で代わってやりたい気持ちもあるが。 「女性は大変でござるな…。」 月のものは、男の拙者にとっては痛みを解ってやれる訳もなく。 ただただ、横たわるname殿の腰を摩った。 「ありがとね、剣心…」 目を瞑りながらそう呟いたname殿は、何処か色っぽく、痛みを耐える様な顔が少し緩んだ気がした。 「…」 「…剣心?」 ゆっくりゆっくりname殿の横に寝転ぶと、name殿の額に優しく口付けた。 「あと一週間の辛抱でござるな…」 そう言うとname殿は顔を赤く染めて、小さく頷いた。 我慢したなら あと、五日。 あと、三日。 あと、一日。 . ←→
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