ドキドキ警報!(廉造/甘)






「しっ、し、志摩君!」

「なまえ、逃げんでええ」

「でも……そのっ…」



わたしは今志摩君と壁に挟まれている状態で。でも志摩君はじりじりとこちらに迫ってくる。なんでかといわれましても、わたしには志摩君のこの行動の意味がわからない。付き合って長いのに、なかなかなれない私も悪いのか…


「なまえ、キスしてええ?」

「うっ………うん」



にへらと笑って言われたら拒否なんかできないのしってるくせに!抗議の言葉を口にしようとした瞬間にわたしの唇は彼の唇に塞がれた。


「…んっ……ふ…」


啄むようなキスから、だんだん深いものになる。とろけてしまいそうなくらいの口付けだ。


「はっ……志摩、く…」

「かわええなあ、なまえは」



よしよし、そう言われて抱き締められたわたし。愛しい、そう心から思えてわたしも志摩君の背中にぎゅっと腕を回した。


すると志摩君がわたしの耳元に顔を近付けた。息がくすぐったく身をよじる、


「や、志摩君くすぐったい」

「ん……愛しとるよ」

「―――っ!?」



不意打ちの愛してる、にわたしの心臓は爆発寸前だ。








20110908.

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意味不明な文なってしまった




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