50000hitリクエスト | ナノ



(教師×生徒)


「んんっ、ふ、ぁ…っ、な、もっと…」
「お前なぁ…」

ハァ、とあからさまに見てとれるような重い溜め息を吐き出したキッドは、近づくローの唇を手で塞ぐ。それに今まで甘ったるい色をしていた瞳が途端に不満そうな色を映し出し、それでも「もう終わりだ」と言ってやればさらに不満そうな顔をされて、ベロリと掌を舐められたもんだから慌てて手を離した。

「んなケチくさいこと言うなよ」
「駄目だっつの。もう職員会議始まるし」
「あと五分あるじゃん」
「その五分は移動に使うんだよ!」

なぁなぁと甘えた声を出し、絡み付くローを引き剥がすと皺になった服を丁寧に伸ばす。ローは不機嫌そうにその様子をじっと見つめた。

「唯でさえお前のせいでいつもギリギリなんだぞ…」
「だからもっと早く来いって言ってんじゃん」
「んな早くから来れねェよ、面倒くせェ」

大体何で毎朝毎朝こんなことをしなければならないのか、とキッドは内心毒吐くがもちろん言わない。言ったあとの面倒事は目に見えていた。

自分より一回りも年下で、甘えたで、我儘で、面倒臭い奴で、生徒で、しかも男。我ながら何でこんな餓鬼が好きなのかよく分からないとは思いつつも、トラファルガー・ローという男はキッドの列記とした恋人であった。
その始まりはいつだったか。とにかくローの強引な手口にやり込められて付き合い始めたと言っても過言ではない。そもそも最初は、自分にとってはお遊び程度だったはず。餓鬼だからすぐ飽きるだろう、それまでの辛抱だ、と。それがいつしか真剣なものへと変わり、今ではこうしてローの我儘も何だかんだ言って叶えてしまうほどには惚れていた。昔の自分なら到底想像できない話だ。今と昔を比べながら、俺も相当な物好きになったなぁとローに気付かれないように苦笑した。

「ユースタス屋、明日から学校七時半に来てよ」
「んな早くから誰が行くか」
「だってこんだけじゃ足りねぇんだもん」

ムッとしたように唇を尖らせるローは付き合う以前と変わらず我儘で貪欲だ。むしろ付き合っているからこそ、余計に性質が悪いかもしれない。
毎朝キスすること。それがまず付き合ってから最初に突きつけられたローの我儘だった。もちろんそれを叶えるのは容易ではない。いつもギリギリに学校へ来ていたキッドは定時よりも二十分前に来る羽目になり、こうして旧校舎に一番近い、人通りの少ないトイレに毎朝毎朝顔を出しては、もっとしろ、早く来い、と強請るローを宥め、キスをし、甘やかす。朝から胸がムカつくようなこの行為に、何度やめたいと思ったか数知れない。しかしそこは惚れた弱み、結局は文句を言っても縋るローを突き放せないでいた。
その結果がこれだ。足りないと騒ぐローに今後の要求がエスカレートしそうなのが目に見えていて、痛む頭を和らげるように顳を揉み解す。これ以上何か言われたら身が持ちそうにない。そもそもこっちは多大なる危険を冒しているということをまず念頭に入れておいてほしいのだが。

「ほら、お前もホームルーム始まるだろ」
「別にサボるし…あーあ、俺がC組だったらよかったのに」
「サボんなよ!ってかもう行くから本当に離れろ」
「ユースタス屋が明日から七時半に学校来るって約束してくれたら離れる」
「あのなぁ…!」

ぎゅっと抱きつき、唇を尖らせて上目遣いでこちらを見やるローに再度溜息を吐いた。無理矢理引き剥がせない自分にも、我儘を言うローにも、だ。
ふざけたこと言ってねェで早く退け、と言えたらどんなにいいか。少なくとも昔の自分は迷わずそう言えていたはずだ。だけど今では、擦り寄るローの頭に手を置いてどうやって宥めようか考える始末。無理矢理引き剥がすという選択肢は浮かんでも、実行できない自分には苦笑する他なかった。大概こいつに甘いな、なんて思いながらローの耳をそっと撫でる。

「じゃあ…明日の朝、俺がする『お願い』を叶えられたら、考えてやってもいいぞ」
「今じゃ駄目なのか?」
「何も持ってきてねェからな」
「…?」

不思議そうに首を傾げるローにくつくつ笑うとその頭を軽く撫でる。けれど何の疑いもない目で、その言葉忘れるなよ!と言ったローに笑みが洩れた。
こっちにしてみれば、その言葉後悔するなよ、と言ってやりたいぐらいだ。もちろんそんな余計なことは言わず、何も知らずにどこか上機嫌なローを前にして明日が楽しみだと思った。



次の日、朝。キッドはいつも通り旧校舎脇のトイレへと向かった。当初は逢瀬の場所も他にないものかと考えたが、これと言って都合のいい場所があるはずもなく、なるべく人目につかない上に切り離された空間だったらなおいいと考えた結果、やはりこの場所以外は見当たらなかった。といっても新校舎のため真新しく、一番端に位置するだけあって使用者も少ないためあまり使われた形跡もないから特に文句もない。
扉を開け、目指すのは奥から三番目の個室。そこにローはいつもいて、携帯を弄り、キッドを見つけると遅いと文句を言うのだった。

「遅い」

そして今日もまた投げかけられた言葉に苦笑する。時刻はちょうど約束の八時。待たせるな、と携帯を閉じるローはキッドより先に来るのが常だった。

「で、『お願い』ってなんだよ」

擦り寄るローがキッドの唇に触れる。その質問には答えず、その手に軽くキスを落とすとローの顎を掴んで唇を塞いだ。
急な口付けに少しばかり目が見開かれるものの、すぐにその瞳は慣れた色を映し出し、与えられるキスを味わうようにゆっくりと目を瞑る。その様子を見つめながら舌で焦らすように上唇を撫でると、早く早くと言うように唇が開かれて苦笑した。本当に堪え性がねェな、なんて思いながらも舌を滑り込ませると絡ませあう。

「んむっ、ん…ふっ、ぁ…んっ…」

隙間から洩れ出る甘い声に呼応するようにぎゅっと抱き締める腕に力が入る。くちゅ、と静かな空間に響く音がやけに大きく聞こえ、それにサッとローの頬に赤みが走った。普段はこれよりもっと猥らなことをしても恥ずかしがらないくせに、こんな小さなことで照れるローが分からないとは思いながらも可愛らしいことには変わりなく。口元を緩ませつつ、弱い耳をゆっくりとなぞり、耳朶を軽く引っ掻く。擽ったそうに首を竦めるローはそれでもキスに夢中といった様子だ。こういうとこで中断すると不機嫌になるんだよなぁと思いつつも、しがみつくローをそっと引き離した。

「んっ、はぁ…なん、で…」
「まぁ待てって」

案の定まだ足りないのにと訴えかける瞳に、宥めるように額にキスを落とす。頬を赤く染め、くったりと体を預けるローを抱き締めると鞄から取り出した手枷でその両手を後ろ手にして固定した。

「はっ…?え、なに、」

手首に纏わりつくよく見知った違和感を感じた時にはもうすでにぎっちりと拘束されていて、ぼやけていたローの頭が急速に理性を取り戻す。しかし突然の出来事に到底理解できるはずもなく、思わず洩れ出た間抜けな声も気にせず困惑した表情でキッドを見つめた。

「『お願い』聞いてくれるんだろ?」

返ってきたのはキッドのやけに愉しそうな笑顔とその言葉。ただそれだけでは相変わらず現状は把握できない。それでも嫌な予感が背筋を伝っていくことだけは感じ取ることが出来た。
キッドにとっては愉しいことかもしれないが、恐らくローにとってはまったく楽しくないことに決まっている。それに気づいたからと言って今更逃げられる訳もなく、トンッと軽く押されて真っ白な便器の蓋に何の抵抗もなく腰を下ろした。

「ユ、スタス、屋…?あの、これは…」
「やっぱり脚も縛った方が見た目的に楽しいよなー」
「いや、ってか…は?ちょ、マジでなにしてっ…!」
「暴れんなって、落っこちるぞ?」

呟かれた物騒な言葉に訳も分からず立ち上がろうとすれば、肩を押されて逆戻り。それどころかカチャカチャと音を立てて外されるベルトに、ローは何事かと目を見開いた。
学校でそういう行為をしたことがない訳ではない。けれど両手を拘束されたまま、しかもキッドがいつも煩く言う職員会議まであと十五分という状況で行為に及んだことなどもちろん一度もないものだから、ローの頭は大混乱だ。何も言わないキッドが相俟ってますます訳が分からない。その混乱はキッドに用意に伝わるほどだったが、そんなローを笑うだけでするりと下着とスラックスを脱がせると便器の後ろにある荷物棚へと置いてしまった。

「ちょ、ユースタス屋!いい加減に…!」

あれよあれよと言う間に下半身を裸に剥かれ、訳が分からないなりにも笑って過ごせるラインは過ぎたとローの声に怒気が籠る。些か強い口調でもってキッドを睨み付けるも、言い掛けた言葉はその手に持たれたものを見た瞬間に吹っ飛んだ。
趣味の悪い赤色のそれは、見間違いでなければよくSMプレイで緊縛の手段として使われるもののはず。なぜ今それが登場するか、ローの背中に冷たい汗が伝うと同時に「足も縛った方が」と愉しそうに笑う先程のキッドが脳裏に浮かんでサッと顔から血の気が引いた。

「大丈夫、痛いこととかしねェから」

笑顔で見つめるキッドに何が大丈夫なのか全く分からない。ぐいっと脚をM字にされて、回された麻縄に今まで固まっていた思考が動き出す。そこからは早かった。
やめろ、と口で言う前に体が咄嗟に反応し、掴まれていない方の脚でキッド目掛けて蹴り上げる。しかしその脚も容易に掴まれてしまい、面倒くせェから動くなよ、と腰を前の方に引っ張られた。脚は掴まれ、手は拘束され、背と腰の位置が平行でないのも相俟って小さな面積の上で少しでも乱暴に動けば落ちてしまいそうになる。その体勢で手際よく縛られ、ロクな抵抗も出来ないまま身動きの取れなくなっていく体に涙さえ浮かびそうになった。変態教師、有り得ない、最低、ドS野郎、とあらゆる暴言を吐いてみても聞き流されるだけで一向に効果はない。それどころか徐々に重みの加わっていく脚に堪えきれずにじわりと涙を浮かべれば、それを見つけたキッドが「泣くなよ、可愛いな」と笑みを洩らした。ちゅっと、目尻の涙を舐め取られると同時にぎゅっと縛られ、体を離したキッドは満足そうにローの姿を見つめる。

「お前やっぱこういうの似合うわ」
「…死ね」

キッと睨みつけるローの姿を上から下までじっくりと堪能する。柔らかい肌に食い込む赤い縄が官能的で、全てを曝け出す格好に顔を真っ赤に染めるローが堪らなく可愛らしいかった。
それでも強がる態度は変わらない。こちらを睨みつけ、口汚く罵っては何とか解けないかと体を揺らす様は見ているだけで支配欲を満たしていく。口元に笑みを浮かべつつその様子を見守って、見せ付けるように鞄の中から予め用意していた玩具やローションなんかを取り出すと、ギチギチ音を立てていた麻縄の擦れる音が止んで変わりにローの息を呑む音がした。

「じっくり虐めてやりたいけど時間ないからな」
「やめっ、なんでこんな…外せよ…!」
「『お願い』聞いてくれるって言ったのはローだろ?」

くつくつと笑いながらチューブ型のローションを掴んでローの尻穴に宛がうと制止も無視して中身を注ぐ。その何とも言えない感触が嫌なのか、子供のようにむずかるローの額にキスするとある程度入れてからちゅぷりと引き抜いた。蓋をなくしたそこからとろとろとしたゼリー状のものが溢れ出そうになり、キッドはそれを指で掬うと塗り込むようにして中に押し入れた。それを何度か繰り返せば、ぶるりとローの体が震えて体がほんのりと赤く色づいていく。

「んっ、ぁ、あっ…!ゃあ、なん、か…っ、熱、ぃ…!」
「媚薬入りタイプにしたからな」

すぐよくなるぞ、と囁いた言葉にローはびくりと腰を震わせる。緩慢な動きで指を出し入れし、時折いたずらに前立腺を引っ掻いてやれば、ローは眉根を下げてふるふると首を振った。麻縄が食い込む肌を撫で擦り、徐々に蕩けだした瞳を確認するとキッドはローターを取り出して、ひくひく蠢く穴へと軽く押し入れる。ぐずぐずになったそこはそれだけで貪欲に飲み込んでいき、ぎゅうっと咥え込む様子に淫乱だと笑った。

「ひっぁ、んんッ!」
「もっと欲しそうだな…ローター、三個と一個どっちがいい?」
「あっ、ゃあ、…やめっ、いれなっ…抜い、て…っ」
「答えになってないから三個で」
「やっ、ゃだっ、一個で…あっ、あぁっ!」

かけられた言葉に目を見開いて慌てて言葉を紡ごうとしたローに無情にも、ちゅぷ、ちゅぷり、と新しく二つ入れてやればローの背筋がびくりと仰け反る。いや、いや、と涙を浮かべて首を振るけれどがっちりと固定された体では然程動かせず、その姿にどうしようもなく加虐心を煽られた。
もっと虐めてやりたい、けれど予定の時間は迫ってきていた。この先のくだらない定例会議を思い出してキッドは面倒臭さに心中で舌打ちする。出来ればこのままここでローと遊んでいたい。だがそれが通るはずもなく、仕方なしに「これで最後だから」とローの赤く染まった耳に囁くとバイブを取り出して見せ付けるようにして笑った。

「ぁっ…ゃ、だ…やだっ、それ…!いれな、で、やっ…!」
「そう言うなよ。わざわざローが一番大好きなやつ持ってきてやったんだぞ?」

「大好き」を殊更強調して目の前に掲げたのは、ピンク色でシリコンの突起が付いたバイブ。一定に動くタイプと違って予測不可能な動きを見せるこのバイブをローが嫌っているのは重々承知だ。だから使うのは主に仕置きと称す行為の時だけ。
それ故に何故今ここでそれが登場するのかローには理解できないらしく、捨てられた子犬のような目で「何もしてないのに」と訴える姿はひどく可愛らしかった。だがそれでキッドがやめるはずもなく、嫌がるように体を揺すって逃げようとするローの腰を掴むと、すでにローターが入っている穴につるりとした先端を宛がった。ローの涙ぐむ声が聞こえ、キッド…と縋るその瞳にキスを落とす。力抜いてろよ。意地悪気な笑みを浮かべてそれだけ言うと、涙を流すローを尻目に一気に奥まで押し入れた。

「ひあっ、ぁああ、ッ!」

突然の刺激にローの体はびくんと仰け反り、見開かれた目からはぼろぼろと涙が溢れ落ちる。何の抵抗もなく、最奥まで達してしまったバイブ。途中カチカチとローターのぶつかりあう感覚がしたが、それも無視して全て挿れられたせいで圧迫されるような感覚が苦しくてしょうがない。まだ触れられたことのないような奥の奥にまで侵入され、その柔らかな部分を抉るように押し入ってきた質量にローはびくびくと体を震わせ、嫌がるように首を振った。

「ふっ、ぁ、あッ…!」
「ちゃんと全部飲み込んでえらいな」

いいこ、と言うようにキッドは笑ってローの額にキスを落とすと、ぐちゅりとバイブを軽く揺すった。それにでさえもローは背筋を震わせ、大袈裟なまでに感じてみせるその姿に改めて媚薬の効きを思う。そろそろ薬が全身に回ってきたのだろうか。ぐちゅぐちゅとバイブを緩く動かし、ローの耳を舐めしゃぶれば、眉根を下げて頬を赤く染めた。

「ひっ、ぁあっ!やっ、ぁ、ンッー!」
「ハハ、すげェやらしい顔。…スイッチ入れたらぶっ飛びそうだな、お前」
「ふぁ、やぁッ…ぬ、て…いれな、でっ…!」
「んー、やだ。でも堪えられなさそうだから中にしといてやるよ」

強よりマシだろ?と囁けばローはこくこくと必死に頷く。だがそれだけで終わらせるはずもなく。その代わりに、とキッドは笑った。

「こっちも気持ちよくしてやるからな」
「っ、ぁ…そこ、やっ…やだぁっ、きっどぉ!」
「何で?ロー、乳首好きじゃん」
「だっ、も…最後、ってぇ…っ!」
「あぁ…じゃあこれで本当に最後」
「ひっ、ぁ、やっ…あ、ぁっ!」

なんで、と眉根を下げて涙を溢すローにくつりと笑うとシャツのボタンを一つずつ外し、現れ出た乳首をなぞる。まるで期待するかのようにぷっくりと腫れ上がった乳首を抓むと嫌がるような声を上げた。おかしくなる、と小さく呟かれた声は無視して、またローターを取るとローの両乳首にテープで押し潰すようにして固定した。

「かわい、ロー」
「ふっ…も、ゃだ…」

乳首をローターの上から軽く押し、泣き出したローに口端をつりあげる。泣くなって、と言う代わりに涙を舐めとり、赤く染まった頬にキスをした。

「俺はもう行くけど、ローはここでいいこにして待ってるんだぞ?」
「ふっ、ぇ…?ゃっ、なんっ…やだっ、きっど!いかな、で!」
「だーめ、また昼になったら来てやるから。でもそれまでにバイブが抜け落ちたら、放課後まで迎えに来てやんねェからな」
「そ、なぁ…ひっ、く、できなっ…」

無常にも告げられた言葉にぼろぼろと涙を流しながら首を振るローに、キッドは何も言わずに赤く染まる目尻にキスを落とす。じゃあいいこにしてるんだぞ、とそれだけ囁くとカチリと全てのスイッチを入れた。

「んっぁあ、ひっ!あ、あー…ッッ!」

静かな空間に微かなモーター音と水音が響き、それ以上にローの甘ったるい声が響く。びくびくと背筋を震わせ、快感に堪えるように足の指を曲げて、半開きの唇からは唾液が顎を伝っていく。見開かれた目からはぼろぼろと涙が溢れて、切なそうに寄せられた眉にゾクリと背筋が震えた。
ずっとここで視姦出来たらいいのだが、そうもいかない。立ち去ることを名残惜しく思いながらも鞄を掴むとローの額にキスをした。

「…あぁ、いい忘れてたけどここの鍵開けとくから。そんないやらしい声で喘いでると誰か来るかもな」
「やっ、うそ、…っ、まっ、きっど、ゃだッ…――!」

驚きを映し出す瞳にキッドはくつりと笑うとドアに手をかける。何度もキッドを求めるローに、振り替えると白い指を弧を描く唇にそっと当てた。静かに、な?それだけ合図するとバタンと音を立ててキッドは出ていった。あとには終わらない快楽に涙を流すローだけが残った。

Next


[ novel top ]




[ back to top ]


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -