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「ふ、ゃあ、っ…ぁ…?」

何度目かの嫌のあと、ちゅぷりと中から舌を引き抜くと、どこか物足りげな顔でトラファルガーがこちらを振り向く。それににやっと笑うとその頬を優しく撫でた。

「ぁ、ユースタ、屋…?」
「嫌なんだろ?今日はもうここで終わりにするか?」
「……っ!」

耳元でわざとらしく囁くと、トラファルガーがキッと睨み付けてきたが痛くも痒くもない。ぐっと唇を噛んだトラファルガーに、それでも選択権をやるというのは俺の優しさだ。どうする?と囁いて、服の上からでも分かるほどぷっくりと勃ち上がった乳首を抓んだ。その度にこいつの体がびくりと揺れて物欲しそうに腰が揺れる。

「…め、…で」
「聞こえない」
「っ…ゃめな、で…」
「嫌じゃねェの?」
「ふ…ゃ、じゃな…もっと、して…」

顔を上げたトラファルガーは耳まで真っ赤で、今にも泣き出しそうな顔をしていた。それににやりと笑うとよく出来ました、とその目尻の涙を舐め取ってやる。素直じゃないこいつにしては上出来だ。するりと腰のラインにそって指を這わすとヒクつくそこに指を入れた。

「ん、ひゃぁ…」

たった一本でも舌で焦らされたそこは絡み付いて離さないとでもいうように強く締め付けてくる。トラファルガーも大分気持ちいいらしく、ポタポタと零れ落ちる先走りがソファを汚していった。このソファも変え時かな、とぐりっと指を回すと二本目を入れる。

「あ、ぁあ…んゃ…っ」
「そんな気持ちいい?すっげェ締め付けてくるんだけど、ここ」
「や、いうな…!」

くちゅくちゅと中で指をばらばらに動かしながらぎゅうぎゅうと締め付けてくる中を指摘する。指摘すればさらにぎゅっと中が締まってそれに口端がつり上がった。相変わらずエロい体、と思いながら前立腺を突けばトラファルガーはびくっと体を反らして。

「んはぁ!ゃ、あぁ!」

快楽にびくびくと震える体を尻目に、今日はここしか弄らねェから後ろだけでイけよ?と囁けばポロポロと涙を溢したトラファルガーが嫌だ嫌だと首を振った。赤い頬を伝う涙も、まあ加虐心を擽るだけで、要は泣いても無駄なわけだ。でもそれを知らないトラファルガーはソファに爪を立てて涙を流す。

「ひっ、んゃ…ぁああ!」

ぐちゅり、と三本目をいれると同時にトラファルガーの腰が大きく跳ねて高い嬌声が上がった。余韻に浸るように震える体とソファにぶちまけられた白濁色。

「指入れただけでイったのかよ」

羞恥を煽るようにして蔑むように言えばトラファルガーの瞳からじわりと涙が滲む。そういう反応するから、と思いながら指を引き抜いた。

「っ…ユ、スタ、屋…?」

その場を立ち上がった俺に、後ろからトラファルガーの不安げな声が追いかけてくる。それを無視して台所に行くと目当てのものを取り出した。

「ロー、アイス好きだろ?」
「ん…?う、ん…」
「何味が好き?」
「バニラ…?」

訳が分からないと不安そうにこちらを見つめるトラファルガーににやりと笑う。テーブルの上に箱ごと持ってきたアイスを置くとその中からバニラ味をとりだして、封を開けた。

「一日一個までだけど、こっからならいくらでも食っていいぜ?」
「…!や…っ!」

ヒクヒクと開閉するそこに取り出したアイスの先端を押し付けると、やっとこれからおこることに気づいたのか、途端にトラファルガーの顔が青褪める。約束破ったお前が悪いんだからな、と囁いて先端を擦り付けるとトラファルガーは必死に首を振った。

「ふ、ゃ…ごめ、なさ…」
「反省してんの?」
「ん…も、やぶ、な、からぁ…」

今にも泣き出しそうな顔をしながら必死で言葉を紡ぐトラファルガーの頭を撫でる。それに許されたと思ったのか、安心したような顔を見せて。それににやりと笑うと囁いた。

「じゃあ次からはちゃんと約束守れよ?」
「あっ!?ひ、ぁああ!」

ぐちゅり、とトラファルガーの中に押し込むと、入れられるとは思っていなかったのだろう、びくびくと断続的に体が跳ねる。見開かれた瞳から涙が零れて、それにゆっくりと中で動かした。

「ん、ひぁ!ゃだ、やあ、ぬいて、よ…っ!」
「抜いてもいいけど…抜いてほしいのか?」
「ぁ、はやくぅ…」

必死で頷くトラファルガーに、じゃあ、と引き抜いてやると、案の定棒だけ出てきたそれを見せ付けてやった。

「ゃあ、なかに…っ!」
「お前がやらしく締め付けるから入ったままだぞ」

ほら、と言って尻たぶを左右に開くと中の熱で溶け出したアイスが押し出されて流れていく。エロ…と呟くとトラファルガーはしゃくりあげながら首を振った。

「ゃだ…みる、な…ぁ!」

そうは言いつつも見られて感じているのは事実だ。テーブルの上に置いたままの箱からもう一つアイスを取り出すと封を破いて再度トラファルガーの中に押し入れる。アイスがヒクヒクと蠢くそこに入っていく間にも溶けたアイスが腿を伝って流れ落ちていくという、なんとも卑猥な光景。

「はぁっ!ゃだ、も、いれな…ぁあ!」
「まだ食えるだろ?」

今度は棒からアイスが抜け出てしまわないようにゆっくりと動かしていく。びくびくと跳ね上がっては逃げるように動く腰を押さえつけるとずちゅ、と音を立てて引き抜いて突き上げて、そんな単調な動きでも羞恥を煽るには十分だった。

「ひん、ゃあ、つめた…あ、あっ!」
「やじゃないだろ?こんなにヒクつかせて善がって」

アイスにでも感じるなんて、本当淫乱だな、と耳元で囁けばトラファルガーの瞳からぼろぼろと涙が零れ落ちる。眉根を寄せて、羞恥に泣きながら善がる姿には背筋がぞくぞくする。思わず唇を舐めるとゆっくりとアイスを引き抜いた。

「ぁ…あ…」

入れたときより随分と小さくなってしまったそれを適当にテーブルの上に置いておくと、びくびくと震えるトラファルガーの腰を撫でる。それにまたびくりと揺れて、塞ぎをなくしたそこから溢れるアイスに目を細めた。

「あ…っ!」
「ここ、どうしてほしい?」

分かりきったことをトラファルガーに言わせるためにわざとらしく訊ねる。それでも最早睨み付ける気力もないようで、ただ羞恥に頬を染めるトラファルガーを促すように自身を取り出すとその先端をそこに宛がった。

「…ロー」
「ふゃ…おねが、いれて…」

促すように囁けばびくりと肩が揺れる。振り向いて懇願したトラファルガーにとっくに切れたはずの理性の切れる音がした。


「ひっ、ゃあああ!」

ぐちゅんっ、とやらしい音を立てながら腰を一気に引き寄せる。トラファルガーの顎が仰け反り、同時にぎゅうっと中が強く締まった。

「はっ…トコロテンかよ。相変わらず堪え性がねェな」
「んゃあっ、ま…っ、あぁあ!」

いきなり訪れた締め付けに眉根を寄せながら、それでも抉るように突き上げる。イッたばかりの中を刺激されるのは相当辛いらしい。俺にはよく分からないが、それでも自分の下で泣きながら喘ぐトラファルガーを見ると興奮する。要は全て興奮材料にしかならない訳だ。

「ひっ、んぁ、あっ、や、あつ、い…〜〜っ!」

いつもは熱を持ったように熱いそこも、アイスを入れたせいかどことなく温い。そのせいだろう。トラファルガーは熱いと言いながら逃げるように腰を動かす。でもそれも自ら快楽を求めて動かしてるようにしか見えない。

「ん、はっあ!ゃ、や、きっど、も、いく、――…っ!」

ぎゅっと中を締め付けながら、びくびくと体を揺らすと幾分か薄くなった精液を吐き出す。ぐったりと力の抜けた体を支えなおすと再度律動を開始した。

「ゃあ!?ま、って、ゃだぁ!」
「自分だけ気持ちよくなって満足してんじゃねェよ。俺はまだイってねェ」
「ひ、ぅ、あっ…おねが、すこし、休んでから…んぁあっ!」

トラファルガーの哀願も聞こえないふりをして、体勢を向かい合ったものにする。泣きながら縋りついてくるトラファルガーにキスしながら、気絶すんなよ?とにやりと笑って囁いた。





企画参加してくださった苺様に捧げます!
おとあにとの二択だったのですが…私におとあにはハードルが高かったのでこちらにしました。でも何かあまりお仕置きっぽくなくてすみません…そしてアイスプレイですみません…!
こんなのですがよろしければどうぞ!リク有難うございました!





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