50000hitリクエスト | ナノ



「そんなに気持ちよかったのか?」
「ゃ、ちが…っ」
「じゃあ確かめてやるからどんぐらい出たか見して」
「ゃだっ…」

羞恥と快楽が入り交じった涙を舐めとるとトラファルガーのズボンに手をかける。いつもなら下着も一緒に外してしまうが今日はそのままで、現れた下着が色を変えてぐちゃぐちゃになった様にくつりと笑った。

「パンツぐちゃぐちゃじゃん。やらしーなぁ…」
「ふっゃ、見るな、ぁ…っ!」

必死に脚を閉じようとするトラファルガーに逆に大きく開かせると赤い頬がますます赤くなっていく。
下着に手をかけ、ぐちゃぐちゃなそれをゆっくり脱がせるといやらしい液が糸を引いていき、それをまた言葉で詰ってやれば、トラファルガーの瞳にじわり涙が浮かぶのが堪らない。

「お前の、さっきイったばっかなのにまた勃ってんぞ」
「ゃっ…!」
「恥ずかしいこと言われて感じた?俺に意地悪されるの好きだもんな、ローは」
「ふぇっ…ちが、っ…」
「違わないだろ?ほら…ちょっと触っただけなのにもうどろどろだぜ」

つつつ、と形をなぞるように触れるとこぷりと先端からいやらしい液が垂れてくる。泣きながら震えるトラファルガーに、なら自分で触って確かめるか?と笑いながら囁けばまた新しい涙が目尻に浮かんで壊れたような涙腺は止まることを知らない。
だからそんな態度をとるのが悪いのだと、何度も言ったはずの言葉を心中で呟いて、頬を伝う涙を舐めとるとするりと後孔に指を這わせた。

「今日はこっち触んねェから後ろだけでイけよ?」
「ぁ、な、で…ゃだっ…」
「乳首でイけたんだから余裕だろ」

するりと乳首をなぞって呟けば途端にトラファルガーの顔が赤く染まって、それを隠すように俯いてしまう。その様子にくつりと笑うとするする周りをなぞっていた指をゆっくりと中へ押し入れた。

「ひっ、ぁ…っ」
「もう柔けェじゃん」

蠢く中へ一本指を奥まで挿れると物足りないというようにぎゅうぎゅう締め付けられて、少し出し入れしただけで二本三本と容易に飲み込んでしまった。
そんなにここ弄ってほしかったのか?と聞けばトラファルガーは顔を真っ赤にして首を振ったが、正直な体は指をぎゅっと締め付ける。こいつの体は言葉で虐めてやるといつもこうだった。

「ぁ、あっ!ゆ、た…ゃっ、も、ほし…っ」
「何が?」
「ふ、ぅ…っ、しって、くせにぃ…」
「だから言ってくんなきゃ分かんねェよ」

何がほしいって?と三本くわえ込んだ中を浅いところで緩く刺激してやると、トラファルガーの顔が切なげに歪む。きゅっと唇を噛んで言おうか言うまいか迷うトラファルガーに追い討ちをかけるように、言わなきゃやらねェぞ?と言えば途端に瞳が潤んでいった。
トラファルガーは最中に言葉で虐められたり強要されたりするのがひどく苦手らしい。それを知ってからというもの、こいつをこうやって虐めることも増えた。何せそのときのトラファルガーはとてつもなく可愛らしい顔をするのだ。やめられるはずがない。

「ロー?」
「ぁっ…ふ、くっ…も、いれて…きっど、の…ほし…」

促すように耳元で囁けばトラファルガーはいとも簡単に堕ちてしまった。
入口付近をゆるゆると出入りするだけの指に腰を揺らし、早く挿れてと強請るトラファルガーは壮絶にエロい。よくこんなになったもんだと頬にキスすると指を奥まで突き入れた。

「ひっあぁ!あっ、な、で…ゆびっ、ぁア!」
「挿れてやるよ…ちゃんと慣らしたあとにな」
「ふっ、ゃあ、ひど…あっあァ、ゃだぁっ」

すっかり解れたそこは今すぐにでも挿れていい頃合いだった。だけどわざとそう耳元で囁くと、指を中でばらばらに動かして前立腺を集中的に刺激してやる。

「ひ、んっ、ゃだ、ゃ…っんぁあ!」
「嫌じゃないだろ?気持ちいいくせに」
「あっ、あ!ゃ、やあっ、いっちゃ、いっちゃう…っ!」
「我慢すんなって」
「だって、ゃ…ゆび、やだぁっ!きっどの、ほし、いれてよぉ…!」
「っ…駄目だ、まず指で一回、な?」
「あっぁあ!ゃ、いくっ、いっ…――っ!!」

シーツを蹴って逃げるように動く腰を引き寄せ、押さえつけると泣きながら首を振るトラファルガーを尻目にぐちゅぐちゅと音を立てながら激しく前立腺を突いてやる。
快楽に弱い体がそれに堪えられるはずもなく、びくんっと大きく体が跳ねて仰け反った喉に舌を這わせた。

「ぁっ…あ…」

ガクガクと震えていた体がゆっくりと弛緩し、顔を覗き込めば焦点の合わないぼんやりとした瞳がこちらを見つめる。
ぐちゃりと指を引き抜くとトラファルガーの額にキスを落とした。

「きっどぉ…」
「分かってるって」

キスを落とせばするりと腕が絡み付き、切なげに眉根を寄せて名前を呼ぶトラファルガーをぎゅっと抱き締めた。

「ロー、ここにほしい?」
「ぁ、ほし…ちょーだ、い…」
「じゃあ自分で脚持ってお強請りしてみ?」
「ゃっ!そ、な、できな…っ」
「ならここで止めにするか?」

もちろん止める気なんてない。が、するりとトラファルガーから離れようとすれば、慌てたように腕を掴まれる。「する、するからぁ…」と啜り泣きながら言われてズクリと下腹部に熱が溜まっていくのが分かった。
じゃあ早く、と促せばトラファルガーは顔を赤く染めてそろそろと膝裏に腕を回すとこちらに見せつけるように脚を抱え上げた。

「で?どうしてほしいんだ?」
「ぁ…っ、ぅ、ここに、きっどの…お、きいの、いれて…っ」
「ここってどこ?」
「っ…ひ、く…おれの、ぐちゃぐちゃ、で…やらし、とこ…に、…」
「それで?挿れるだけでいいのか?」
「ゃっ…いっぱい、おく…ふぇ、も、ゃあ…」

じっと見つめて羞恥を煽るような言葉ばかりかけていたら、とうとう堪えきれなくなったらしく、トラファルガーは泣き出してしまった。ぐずぐずと啜り泣くその止まらない涙を優しく舐めとると、唇に触れるだけのキスをしてトラファルガーのひくつく後孔に自身を宛がう。
意地悪しすぎたな、いっぱい気持ちよくしてやるから、と宥めるように囁くとトラファルガーはこくりと小さく頷いて、期待するようにこちらを見つめるのだから可愛らしい。それに腰を掴むとぐっと中に挿入した。

「あっ、あぁーっ!」

奥へ奥へと侵入する待ち望んだ刺激にトラファルガーは体を震わせながら涙を溢す。狭い中を押し開くように奥まで挿れると先端からはぴゅくっと精液が飛び出して、軽くイった感覚に震えるトラファルガーに我慢出来るはずもなく激しく腰を打ちつけた。

「あっ、あぁ!まっ、まって、ゃあ!はげし…あっぁあ!」

逃げられないように腰を押さえつけて攪拌するように刺激する。抉るように奥を突いたり浅いところで擦るように出し入れしてやるとトラファルガーはそれだけでぼろぼろ涙を溢しながら体を震わせて何度も絶頂に達した。焦らされたせいもあるだろうが、その乱れる様にこくりと息を飲んだのは言うまでもない。

「こっち一回も触ってねェのに…何回イった?」
「ゃ、わか、な…あぁ!」
「じゃあ今度からこっち触らないでおくか?乳首弄られて後ろ突かれる方が気持ちいいんだろ?」
「ゃ、らぁ、ちがっ…ひっあぁあ!ぁ…」
「っ…ほら、またイった」

嫌だ違うと首を振る間も刺激を与えると止められないそれにすぐに絶頂に達してしまったトラファルガーにくつりと笑う。ガクガク震える体を反転させると腰だけを高く上げさせて、イったばかりの体に気遣うこともなくしっかり腰を掴むと奥へ奥へと突き上げてやった。

「あっ、――…っ!!」

ギリギリまで引き抜いて、一気に奥を突き上げる。びくっ!とトラファルガーの腰が大きく震えて、声も出せないらしい。浮いた肩甲骨に歯を立てると、泣きながら震えるトラファルガーに自分の欲望のままに腰を動かした。

「や、ぁああ!ゃ、ら、あっあぁ!」
「はっ…すげ、締め付け…」
「ひっ、きっどぉ!ゃっ、おかし、な…ゃめ、もっ、ぬ、てよぉ…!」
「いっぱい気持ちよくしてやるって言ったろ?…俺が満足するまで付き合えよ」
「あっあ!ゃっ、へん…へん、なる、からぁ…ひっ、――っ!!」
「はっ、なれよ…かわい、ロー…」
「ふぁ、きっど、ゃ、なまえ、だめぇ…!」
「名前呼ばれただけで気持ちよくなんの?…本当にかわいーな、ローは」
「あ…――っ!!ひっ、ゃあ、とま、な、よぉ…っ!」

後ろから強く抱き締めると、耳元で何度も名前を囁いて、縁をなぞり耳朶を甘噛みする。激しく突き上げながらピンと尖った乳首を指で弾くとぎゅっと強く抓んで押し潰してやった。
弱いところを責められてトラファルガーは泣きながら身を捩るがもちろん逃げ出せるはずもなく、白濁に塗れてぐちゃぐちゃに濡れた自身にくつりと笑うとぐんっと奥を突き上げてやる。ぴゅっ、とシーツに吐き出される薄い精液にも敏感になりすぎている体にも構わず打ち続けてやれば、びくびくと断続的に腰が跳ねてトラファルガーは泣きながら首を振った。

「ゃら、やっ、とま、な…いっ…ぁああ!」
「っ、ロー?」
「あっ!ゃ、だめ、いっちゃ、また、…〜〜っ!」

止まらないと泣きながらシーツを握るトラファルガーの様子が少しおかしくて、耳元で名前を囁くとびくりと体が大きく震える。荒く息をしながら顔を赤く染めたトラファルガーは、どうやら絶えず与えられる快楽に体がついていけていないようだった。
連続でイかされ続けた体は少しの刺激でも敏感に反応してしまうのだろう。緩く奥を突いただけで大袈裟に体を反らし、ぼろぼろと涙を溢すのだから多分そうだ。

自分の腕の中で小刻みに震えるトラファルガーが可愛くて顔を見たくなり、最初と同じ体位に体を反転させる。それだけでも堪らないのか、びくんと体を揺らしたトラファルガーの顔は涙と唾液でぐちゃぐちゃだった。

「ぁっ、きっど、も、できな…」
「あと少しだけ、な?ローの中でイかせて」
「あっ、ぁ、〜〜っ!きっどぉ…はや、くぅ…っ」

泣きじゃくるトラファルガーをぎゅっと強く抱き締めると奥を突いた。限界を訴えつつも受け入れてくれるトラファルガーが愛しくて、その目尻にキスをすると涙を舐めとる。
数度奥を突き上げたあとに、出すぞ、と耳元で囁くとぎゅっとしがみつかれたので抱き締め返す。強く締め付けられて中に吐き出すと同時にびくびくとトラファルガーの体が震えてくたりと力の抜けた体に息を吐いた。

「はっ…ロー?ってやべ、気絶してる…」

倒れ込みそうなのを押さえてぴくりとも動かないトラファルガーを不審に思い、名前を呼びかければ反応もない。見れば見事に気絶していて、やべェな、と頬を掻いた。
こいつが起きたあとはきっと怒られるか拗ねられるかのどちらかだろう。起きたあとの機嫌が少しでもよくなるようにとまずはその体をシャワーで綺麗に洗うことにした。





企画に参加してくださったみぃ様に捧げます!
お仕置き=ロー虐めといういつもの方程式ですが…お仕置きになってますかね…?途中からただ虐めているだけになってますね、すみません^^;こんなので宜しければどうぞ!リク有難うございました!





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