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大学生キッド×中学生ロー


「今日は俺がご飯作る!」


気合いの入った声に最高の笑顔。でもあまりにも突然過ぎて、話に付いていけなかったのが現状だ。
ローと俺はいつもばあちゃんに飯を作ってもらっている。極稀にばあちゃんが作らない時はあるがその時は俺が作っていた。料理が得意というわけではないが、ローは俺の飯を食うとあまりにも美味しそうに食べるので良しとしてしまっている。
今日はばあちゃんが近所の人と旅行に行っているから、飯は俺が作るのかと思っていた。まさか…ローが今日の夕飯を作るって?


「一応聞くけど…お前料理したことあんのか」

「あんまり」

「…出来るのか?」

「この世の中、ネットっていう便利なものがあるから大丈夫」


根拠のない自信に溢れているローはキラキラと目を輝かせている。ローが作りたいと言っているのだからそこは譲ってやりたいが、少し心配だ。包丁で指切んないかとかコンロの火で火傷しないかとか。俺が心配し過ぎなんだろうか。
色々考えている内にローはパソコンを立ち上げ、調べる準備をしていた。何が食べたい?と聞かれ、ノリでビーフシチューと答えてしまう。


「…ビーフシチューね、待って、今探すから」

「いや、あのな。ロー…」


制止の言葉も聞かず投稿型料理サイトを見漁り、ビーフシチューを探すロー。ビーフシチューなんてそうそう簡単に作れるものじゃない。でもまあ…ローがやる気なら反対するつもりはなかった。そうこう考えている内に、ローはとっととレシピを調べ上げ、買い物に行ってしまう。後ろ姿を見送った後はたと気付く。
―…いいこと思いついた。

一時間ほどして、ローは二つのレジ袋を下げ家に帰って来た。もう5時だから作り始めるねと言って台所の電気を点ける。俺は鼻歌混じりに準備を始めたローに向かって言った。


「…ロー、頼みがあるんだけど」

「ん?なに?」

「エプロン付けて」

「…服が汚れるから?」

「んーん、俺がローのエプロン姿見たいだけ」


ローが出かけている最中に引っ張り出したエプロンを渡す。俺が小学生の時に授業で作ったエプロンを無理やり引き出してきたのだ。水色のチェック柄のエプロンはなかなかの力作で、ずっとローに着せる機会を窺っていた。ローは分かったと言ってエプロンの紐を解く。そしてそのまま―…


「ストップ」

「え?」

「ロー、違う」

「?」

「裸エプロン、だ」









顔を真っ赤にしたローは、ちょっと待ってて!と言って自分の部屋に籠もってしまった。恥ずかしがらずに俺の前で着替えれば良かったのに。ローとは"そういう関係"であり、今まで何度も肌を見せ合ってきたのだ。でも隠れて着替えようが何だろうが最終的に裸エプロンを見れることに変わりはない。存分に楽しませてもらおう。
5分ほど経って、二階から人が降りてくる音がした。ついにローの裸エプロン姿とご対面だ。ワクワクしながら扉の前で全力待機。暫くしてドアが開いた。


「…これで、いい…?」


目の前に現れたのはローか、はたまた天使か。前が短めに作られたエプロンである為、太ももは丸出し。辛うじて上の方が隠れている程度だ。兎に角ロー+裸エプロンは鼻血ものであるということが断定した。そっとローを引き寄せ瞼にキスをする。


「すっげぇ可愛い」

「…ん、…キッド…」

「その格好で俺にビーフシチュー作ってくれよ…、な?」

「うん…」


腰に触れて丸出しの尻を撫でつつ耳元で囁く。ローが擽ったそうに身を捩る姿が可愛くて、そのまま押し倒したい衝動に駆られた。でもそんな事していたら夕飯が食べれなくなるので、ぐっと堪えた。
台所でせっせと準備を始めるロー。背後からうっすら浮き出た肩甲骨とか不思議なくらい小さな尻を舐め回す様に眺めた。裸エプロンを一度はローにやらせてみたかったんだ。やらせて正解だったな。
印刷機で印刷したレシピを置いて使い慣れないであろう包丁を一生懸命動かして人参を切っている。勿論危なっかしい手付きにも目が行くが、丸見せな尻とかちらりと見える乳首にも目が行く。それを黙って見ていられるほど、俺は我慢強くなかった。


「ひ、ぁっ!?」


背後から近付いて、エプロンの中に手のひらを入れる。触れたのはふにゃふにゃの乳首。同時にローの口から洩れた言葉は何とも可愛らしいもので。耳元に唇を寄せる。


「…ロー、かわい」

「ふぁ…っ、キッ、ド…」

「こんなに乳首勃たせて…触られるの期待してた?」

「…そ、じゃなくて、…っ、エプロンが、こすれちゃ…てっ…」

「それで感じちゃった?…かわい」


ふるふる震えながら涙ぐむローの可愛さは半端なものじゃない。乳首を摘んで尻を撫でると手に握っていたお玉を離しそうになっていた。切ったばかりの人参が目に入り、このまま抱こうと思っていた考えが一気に頭から飛ぶ。そういえば、ローは調理中だった。
パッと乳首から手を離し、エプロンを整える。危ない危ない。食事した後に抱くとしよう。


「…キッド…も…、おわり…?」

「俺にビーフシチュー作ってくれるんだろ?」

「ん…」

「じゃあその後な、」


ローの期待した目が一気にしょぼくれる。可愛すぎるその瞼にキスを落として頭を撫でた。―…焦らすのも悪くないな。
リビングに戻ってテレビをつける。暫くして包丁でまな板を叩く音が聞こえてきた。あんな風に言ってくるなんて…。正直言ってローは淫乱だ。中学生のくせに性的な快楽を覚えてしまい、ひたすらに俺を求めてくる。

どんな甘いビーフシチューが出来るか―…楽しみだな。










ほしいのは君だけの朽様宅より掻っ攫って参りました!^///^
この二人があまりに大好きなもので我慢できず…!しかも裸エプロンですよ裸エプロン!恥ずかしがりながらもちゃっかり着ちゃうローたんを見てください!中途半端に触られて続きしてほしい…なローたんを見てください!順調に調教が進んでる証拠ですねこれは!(落ち着け)
これからも私はキッドのローたん調教から当分目が離せないようです<●><●>クワッ
そしてフリー絵では朽様の素敵な挿絵が見れますよ!一粒で二度おいしい状態!
朽様、50000hitおめでとうございます!そして素敵なキドロ有難うございました!^^





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