2017_long

炎は確実に私の肉体を殺すだろう、けれども私そのものは殺せないだろう
ぼくはあの山を越え、あの川を超え、あのひろい海へかえるんだ
いつか誰かが染めてくれたオーシャン・ブルーの夜明け
あなたはうそをついたけど、それでもわたしはゆるすのよ

ぼくのいる場所はとてもアンフェアに満ちていて、それなのに美しい
色あせていく旅路にきみとの思い出はいらない
剣を捨てられるわけがなかった。なぜなら俺は剣士だったからだ
星屑をスパイスに、ミッドナイトブルーを着色料に、あのひとの心臓をトッピングに

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