………
……

in 生徒会室



「ということで拍手ありがとうございました!」
「『いきなりだね善吉ちゃん』」
「おいアンタもとりあえずありがとうって言っとけ」
「『うーん感謝の気持ちを強制するなんて最低だよ』」
「お前に言われたら終わりだな」
「『きゃーひどーい(棒』」
「あと拍手のときって何するっけ……」
「『他所様のサイトじゃ受がコスプレしてたりするよね』」
「じゃあするか?」
「『別にいやではないよ?男物なら』」
「よしちょっと待ってろ」

……十分後……


「ということで生徒会役員の男子用の制服をもう一着持ってきてみた」
「『おお、まとも!』」
「よし着てみろ。てかこれって別にコスプレではないけどな」

「『着てみました』」
「おおー案外違和感ねーな」
「『そ、そうかな』」
「なんで恥ずかしがってるんだ?」
「『いや、あの、その……まぁ秘密』」
「?まぁいいや、よしその格好でちょっと出かけてみようぜ」
「『うわっちょ、ちょっと待って!どこに!?』」
「当たり前だろ、めだかちゃんのとこだよ」
「『ああああ絶対だめ!!だめ!!!ちょ、うわ」

がちゃ

「おーすまない善吉、球磨川。残りのメンバーは帰ったか?会議が長引いてしまってな……おお」
「『っうわああああああああああああ』」
「おおめだかちゃん、見てくれよ」
「うむ、なかなか似合うな球磨川」
「『うわああああああああああうわああああああああ』」
「なんか異様に驚いてるけどなんでだ?」
「私が知るわけないだろう。いや、しかしそうやって二人して並んでいると」
「?」
「『いっちゃらめえええええええええ』」

「まるでペアルックみたいだな!お揃いだな!阿久根書記は改造してるから善吉と並んでもそうは見えないんだが……はは似合うぞ二人とも!!」
「……」
「『ほらねほらね僕とめだかちゃんって発想が一緒なんだよ基本的にはさ……』」
「?まぁいい私は帰るぞ!じゃあまた明日な」

ばたん

「『でも僕が言うのをためらうことを彼女は言っちゃう訳なんだよ……』」
「『あああああああああもうほんとあああああああああ』」
「あーもう」
「『へ?』」
「……かわいい」
「『!!』」
「恥ずかしかったのかぁーペアルックみたいでお揃いで」
「『っ!……善吉ちゃんって意地悪なんだね』」
「ホントに似合ってるぜ?だけど……」
「『だけど……?』」
「お揃いって意識してるアンタが可愛すぎて困るから、やっぱいつも通りがいいな!」

「『い、意識なんかしてな、い……』」
「嘘つき」
「『!!……それが、僕だもん』」
「お前が嘘ついても俺が分かってやればいいだろ?」
「『……ありがと』」






私がちょうど会長戦前中後を見逃していた結果できた駄文。
まさか公式でペアルックとか言ってると思わないじゃん……



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