Who moved my cheese ?

あるところに、二匹のネズミと二人の小人がいました。
二匹と二人は大きな迷路でチーズを探しながら暮らしていました。
ある日、彼らは"ステーションC"で大量のチーズを見つけ、しばらくの間を幸せに過ごします。
そうしてチーズが底を尽きた時、チーズがなくなることを予測していた二匹のネズミは、すぐに新しいチーズを探しに出かけました。
しかし、チーズがなくなるなんて考えていなかった二人の小人は、チーズがなくなってしまったことに動揺し、そこからすぐに動こうとはしません。
そして二人は、どうしてこんな目にあわなければならないのか、こんなことがあっていいはずない、と憤りだします。
一方、次のチーズを探しに言っていた二匹のネズミは、"ステーションN"で新しい大量のチーズを見つけていました。
小人の片割れは言いました。
「事態を見守っていれば、いつかチーズが帰ってくるに違いない」
当然、いくら待っていてもチーズが帰ってくることはありません。
二人は空腹とストレスでどんどん弱って行きます。
そうして、もう一人が言いました。
「もうあのチーズは戻って来ないのだ。次のチーズを探しに行かなければ」
事態に見切りをつけた彼は、次のチーズを探しに迷路を進みます。
そして"ステーションN"にたどり着き、新しい大量のチーズを見つけるのでした。

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