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3
夕食後、5人は部屋にいた。状態を隠している身であるため町に着いた時最優先事項とされた買い物を終えたため出歩くのを控えていたためだ。
「見境もなく女に食いついてんじゃねーよ」
「俺、結構美食家よ?」
「そういう問題じゃないでしょう。」
「あの姉ちゃんの料理旨かったけどやっぱり普通のりょうじゃたんねーなぁ。」
「…私の半分あげたのに?」
「あははは。僕たちを食べるだけはやめてくださいね。」
この2人には他の3人は厭きれるばかりだ。
――そう思っていると
たったったった……
「あ…」
そこまで聞いて、走り去っていく足音が聞こえたが誰も気にしていないようなので“花子”も気にしないことにした。――
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