※黒→→→→赤←←←←主です。ギャグです。本誌ネタバレ有り。(会話文のみ)


「よし、行こうか」



「いやああああああ!!!征く、ンベッ!」
「うっせえ、轢くぞ」
「痛い!宮地先輩痛い!」
「あ?うっせ、バッシュ投げンぞ」
「先輩落ち着いて…ほら、名前。お前は何高校の生徒だ?」
「高尾くん、落ち着いて聞いてね。私は秀徳の生徒だけど、心も体も永遠に征くん専属マネージャーなの」
「よっし、木村。軽トラ出せ」
「すまん、宮地。今日は親父が乗って行った」
「ふたりとも落ち着け。名字、お前は秀徳のベンチマネージャーらしく…」

「はあああああああん、征くんの二の腕やばいしんじゃうあんなに露出しちゃってでもあの引き締まった肉体美が素敵なのは相変わらずなんですねてかなにあのでこっぱちあそこにキスしろって暗示なのかなやだわたし試合終了まで我慢できるかな」

「……」
「キャプテン、フォローになるとは思ってませんが、名字のアレは病気です。中学時代から症状は変わっていません」
「え、まじで。名前、きんも…」
「高尾…あれは地獄耳なのだよ…ミンチにされてもしらな」
「聞こえてんぞ、そこ」
Side:秀徳



「あ…あ…!」
「こら、黒子、何処に行くつもりだ」
「何処にいくって伊月先輩…マイスウィートエンジェル、赤司くんの元へですよ!」
「…は?」
「知ってますか?あ、火神くんと降旗くんは知ってますけど、赤司くん前髪きったんですよ!ちょっと失敗して凹んだ顔がすごく可愛かったんですけど」
「あれで凹んでたのかよ」
「まあ、そこはどうでもよくて。あ、ぺろぺろしたいのはどうでもよくないんですけど」
「どっちもどうでも良くないか」
「何が言いたいかって言うと、僕の、僕の赤司くんが…試合を…」
「お、落ち着け黒子。ついでにいうとお前も試合だ。わかるだろ?な?」
「赤司赤司…は!赤司が明かした黒子の謎!キタコレ!」
「いーづーきー、今そういうのいらないから」
「そんなかりかりするな、日向」
「火神くん、そこをどいてください。僕の赤司くんが僕を待ってるんです」
「お前はいい子だ黒子、だから座れ、頼む」
「いくら君とはいえ、僕と赤司くんを阻む障害となるんなら…僕は君の影をやめます」
「黒子ォ?!?!」
Side:誠凛



「…」(征くーん!私のハートにもシュートしてえー!)
「征ちゃん…」
「……」(征くんってば!んもう!照れ屋さんなんだからぁ!)
「赤司…」
「………」(あれ、テツヤくんからメール…あ、征くーん!テツヤくんもこっちくるってー!)」
「なあ、赤司…あの子は」
「モブです」
「も…?」
「あんな奴、知らないな…」
「せせっせせせ、征ちゃん!あんた涙目じゃない!どうしたの!」
「おお、おい…」
「な、泣いてなど…!」

「「征くん(赤司くん)の涙ときいてーーーー!!!!!!!!」」

「「「「??!?!!」」」」
「征くんの涙ぺろぺろ(征くんどうしたの何かあったの?)」
「赤司くんの涙も甘いですね(誰がやったんですか、ぶっ飛ばしますよ)」
「…そうだな、強いていうならお前ら、本音と建前が逆だぞ」




(120805)
×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -