ある日の昼下がり 編





澄み渡った青空に、ベッドの隣には愛しい人。
もう昼だ。休みだからといって寝すぎたな。

頬に触れると瞼が震えて、美しい瞳が自分を見つめた。


「今日は、どこか出掛けようか。」


こんな天気のいい日、何もしないのは勿体ないと思う。
それはきっと、2人で居るから。

思えば、始まりの日もこんな晴れた日だったな。








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