つぶやき
 追記

この映画で飛彩というキャラがよくわかった気がします
飛彩とナーガとエイト、この三人の関係がとてもよかったです

失敗しないドクター、鏡飛彩
完璧を目指す彼だからこそ、たったひとつの瑕疵をきっとずっと、心に留めていたことでしょう
ぎゅっと眉根を寄せて、人の心に添わないことを明言し、その上で絶対に失敗しないと自信満々に豪語する彼の強さには感服します
確かな技術と、才能と、心の強さと、もう二度と失いたくないという悲しみまで持ってるわけですからほんとに完璧です、パーフェクトです
映画ではスイーツ食べる暇はなかったからそこだけ残念ですね

エイトくんが黒い飛彩を生みだしたのは、面白くない世界で、おそらくは唯一の、共感を持てる、面白い人物だったから
ということに気付いたらなんだかもう……飛彩先生すごい
そうして生み出された黒い飛彩はエイトくんのために世界を消そうとする
二人のヒーローの戦い
飛彩は悔恨を飲み込み、助けを求めない患者は救わないというそれを過ちではなく自身を一本まっすぐ貫くポリシーとして改めて受け止め凛々しく立ち上がり、過去の弱く甘えたな幻影を打ち負かしました
そして永夢くんやナーガ、ポッピーとの交流を経て、エイトくんの本当の願いを引き出し、とうとう治療することができました
エイトくんは医者である黒い飛彩をゲームキャラクターとして、自身のヒーローとして作り出した時点で、なんらかの形で救われたいと藻掻いていたのは確かです
ただ、その願いの叶え方がわからず、それを受け止めてくれる人は現実世界にいなかった
だから自分のすべてが叶うゲームを現実に置き換えてしまおうとした
彼には現実がなくなっても悲しいと思わない、大切なものがなかった
これに、ナーガも「そうかもしれない」と同調するのは少し意外でした
しかし、その上で失くしたくない物がないエイトくんに、感情を求めないエイトくんのために、熱い液体を流しました
種族として感情がないから求めたナーガと、種族として感情があるはずなのに、持ち得なかったエイトくんの対比が見事でした

ところで現実とゲームをつなぐポッピーの力はすごいですね
本編でもあんなことできちゃったら反則ですがどうなることやら

アクションでは、最初のキュウレンジャー対CRで、ガルがすっごい飛距離飛んでるのに目がいきました
ラッキーが双子座キュータマを使って分身し、二体キュウレンオーを出すのは映画ならではの取っておきでしたね
映画ならではの巨大化レベル99と、オリオン号のホームランライダーキック大好きです

スナイプとなぜかパラドが一緒に戦ってたのが面白かった
パラドは楽しければなんでもいいもんね
貴利矢はちょっとだけ、でしたね
ゲーム世界のキャラなら黒飛彩みたいに黒貴利矢で出てくれてもいいのにw

他の作品はニンニンジャーとゴーバスターズぐらいしかわからなかったのですが、髪の短くなった八雲くんが新鮮でした。やっぱり変身音好き
モモは常にイジられてましたね。ウラとキンもよく喋る喋る
ゴライダーに変身したときは何事かと思いましたがw
アマゾンズはちらっとだけでしたが、ビルの階段からノーカットで?飛び降りるわ、駆け上がるわが見られてよかったです

トゥルーブレイブは本当に本当にかっこいい。魔王vs勇者なんてほんとにかっこよすぎる
生身で二人の飛彩が殴り合うのも最高だったしやはり飛彩に惚れるしかない映画だった
まさにヒーローな飛彩先生が堪能できました
あとスパーダお兄ちゃんは冒頭だけでしたが、転んだラプターを心配してたり、バランスと仲良くリアクションとってました。スクリーンでお兄ちゃんが見られて満足です

夏映画、俄然楽しみですね!
あんな予告されて……エグゼイドはほんとに不穏過ぎる!
ポッピーが……永夢が……!
永夢、どこに行っちゃうの〜!

2017/03/26 (21:00)