三日月を抱いて眠れ あとがき

これから、という所で終わってすみません。

しっとりした雰囲気にしたかったので、ぶっちぎりました。

もちろんあれから、めくるめく夜の営みが繰り広げられます。

フィウゼーヌは絶対テクニシャンだと思います。

そしてイオルは色々なことに目覚めてしまうのです…。



「イウェ・ウォル」はダナンの古い言葉で「弓の月」というニュアンスです。

「イウェ」が弓で「ウォル」が月の予定だったのですが、韓国語で月のことを「ウォル」と言うそうで。

まさかの一致に「イウェ」を月、「ウォル」を弓に変更しました。

まあ、これはどうでも良い部分ですね。



実はイオルは前々からフィウゼーヌに憧れていて、部屋にも自ら行きました。

そろそろ演奏したり歌ったりだけでなく、夜のお相手もしなければならないと知って、フィウゼーヌの所に押しかけたのです。

話の中で書きたかったのですが、ベッドシーンを書いた上に、そんな事情まで書いていたら長くなりすぎると思い、断念しました。


消化不良気味ですが、書いていて妄想が膨らむ二人でした。

魔導士の出てくる話が続いたので、全然違う雰囲気の二人が書けて楽しかったです。



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