雷鳴 あとがき

前作「海の音色」に続けて、魔導士のお話。

上官で年上で貴族なのに、Mであまり仕事ができなくて自信なさげな受けに、

「わたしを罵ってくれ」

と言わせたくてできたお話です。


いえ、それだけではないんですけれども。




ちなみにヴィルは「氷食む獣」に登場した貴族、ヴァルアンの弟にあたります。

グライスさんのお家は正妻の他に妾さんもいっぱいいて、子沢山なのです。


そしてこの時国王に献上されたエルティシアンとは、もちろん「白金の宵」のリルのこと。

時系列的には、「白金の宵」の3年前です。




ま、その辺りは何となく、ほのかに理解して頂ければ。




ディノは菊伽にしては珍しいSキャラ。

平民出身で、恐ろしく優秀ですが、性格が曲がりきっているという…。

しかも年下攻め。


妄想は色々膨らみますが、果たして書ききれるのか…!

ぼちぼち書いていきたいです。



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