It's not so far
ずずっと中指を付け根まで押し挿れて、指先まで引き抜く。
入口のひだがこすられて、ビリビリと息の詰まるような快感が背筋に走った。
「つ…、アっ！鉄平っ…は、んっ、ン…ぁ、ア、アっ…」
中指を抜き挿しするのを繰り返して、秘部を拡げる。
「なり…俺の指、気持ちい？」
「ん、ンっ…ィ、いいっ！…ぁ、鉄平、っく…は、ン…っ、気持ちいい…っ」
「そんなに気持ちいいなら、もっと挿れてあげる。鳴のいいとこ、もっと弄ってあげる」
「っ！…ふ、ン…、んっ」
普段の情事中には聞けない、少し意地悪な声音の鉄平のセリフに、指を飲み込んだままの秘部がきゅうっと締まった。
「鳴、ホラ。指、増やすよ？」
「ぁンっ…！ァ、ふ…ぅっ、鉄平、ぁ、ア、て、ぺぇ…、んんっ！」
中指と薬指を後ろに突き立て、高く上げた腰を揺らす。
指の動きと合わせて、ベッドがギシギシと軋むほど、鉄平の指の感触を貪った。
「は、ぁ…、ん、ァあっ！…鉄平、そこぉ…ンっ、あ…」
「なり、ここ、好きなんだね」
「ん！ァ…好き、ぁ…て、ぺいっ、ァ、ア、…もっとぉ、んっ、ぁ、っ…、は…ンっ！」
「鳴…そんなにやらしい顔して…、…俺、もう、我慢できないよ…」
「…ぁ、…ンっ、鉄平！っ…ハ、ァ、ん……俺もっ、…っふ…鉄平、の、欲、しぃっ…！」
「なり…！挿れるよ？」
「あ！挿れ、てっ…、鉄平の、っア、っ、ア、ア、アっ…！」
「鳴っ！なり…っ、ぃ」
「はぁっ、ン、ァ、ぁ！…っ…そこ、そこっ…ン、ァはっ…鉄平の、あたって、る…ぅ、ン、ぁ、ア！」
狂ったように腰を揺らして、中指と薬指でぐりぐりと前立腺を擦る。
鉄平のペニスを体の中にうずめた時と違わぬ快感。
「鳴…っ、は…、くっ…ン、鳴の中、アツいっ…！」
「鉄平っ…！ぁっ…ン、はっ、…ァ、ぁ…っ…、あァ…っ、中、っん、ン、っ…てっぺ、ぇ、ふ…ナカ、にっ…出してぇっ！」
自分で言っているのが恥ずかしくなるような淫らな言葉を口にして、どっと汗が噴き出す。
汗ばんだ髪がうなじにはりついて、鉄平の舌がそこに這っているような感触がした。
「〜っ…！っ、く…出す、よっ…なり、っ、…なり…っ、…は、っ、ぁ…！」
「ァ！、あ、俺もっ！…イくイくっ…！っ、あ！っん、ァ――――……っ！」
びゅくびゅくと勢いよく白い精液が先端から放たれて、体の中心が震える感覚に思いきり中指と薬指を締め付けながら声を嗄らした。
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