Under The Stars
「っ…ん、ァ…〜ふ、」
舌の先を甘噛みされ、さっき熱を放ったばかりの中心がズクンと痛んだ。
正確に言うなら、中心と。
お腹の中の、奥の、奥。
僕の意志とは関係なく、勝手に後ろの方にきゅうっと力が入ってしまう。
「、っ…!」
自分の体の反応に、恥ずかしいことを考えて。
それを体現するかのように、再び硬くなる僕の中心。
そしてその瞬間、まさに絶妙のタイミングでおしりの割れ目に這うのは、尚哉さんの指だ。
「は、っ…!〜っ…ア」
唇を重ねたまま、尚哉さんが微笑むのを感じる。
音を立てて、舌を絡めて。
口付けを続けながら、指先での刺激は続く。
指がおしりの中に入ってくると思って、僕の体は無意識にそれを受け入れる体制を整えた。
くちゅん、と微かな音がして後ろの力が抜ける。
だけど、予想とは違って、尚哉さんの指は僕の中には入ってこず、穴の周りを撫でるだけだった。
「ゃ…、ぁ、…ンっ!」
お腹の中で熱が暴れて、おしりがヒクヒクしているのが自分でも分かる。
指でそこを触っているのだから、尚哉さんだって分かっているはずなのに。
意地悪な指先は、音を立てて外側を弄るだけ。
くにゅくにゅと入り口の周りを揉まれて、その刺激で奥の方まで痺れがくる。
「は、ァ…!…、っ、尚哉、さん…」
それでも一向に中に入ってこない指に焦れてしまった僕は、恥ずかしさも忘れてねだってしまった。
「…っぁ、ン…は、ゃく…う、っ…」
口に出した途端、体の奥が益々熱くなって、とろけてしまいそうな程。
僕の体は、尚哉さんを求めていた。
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