Cloudy Sky
「いい子だ…そのままにしてるんだぞ」
諭すように、静かに腰にキスをして、舌を這わせた。
それと同時に、あらわになった性器に手を伸ばす。
「ん…っ!!…は、ァ…っ」
じかに触れる感触に驚いてか、快感からか、息が乱れる。
直の性器は幼いながらも質量を増し、透明な蜜を滴らせていた。
「気持ちいいか…？」
やわやわと手を動かしながら、尻に息を吹きかけるように囁けば、答えの代わりに嬌声があがる。
「…ゃ、ぁ…ン、…は…ァあっ…」
顔が見えないのが残念だが、声と、手に絡みつく先走りの量から、かなり感じているのが分かる。
右手で前への刺激を続けながら、左手を双丘の間へ。
きゅっ、と口を閉じている入り口を親指の腹で撫で、舌を這わせる。
「やぁっ!!…っ、ゃっ……」
嫌がる声を聞きながらも、舌で窄まりをほぐし、尖らせた舌先で直の中へ侵入した。
「ァ、ぃ…っ…やぁっ…、…いゃっ…!!」
舌を追い出そうと締め付けてくるので、仕方なく舌を退いて、問いかける。
「そんなに、嫌か？」
「だって!!…っ…ぉ、おしりだよ……きたない、よぉ……」
枕に突っ伏したままの、くぐもった声が聞こえた。
「汚くないよ…直、力を抜いて…」
ちろちろと舌で孔の周りを舐め、右手であやすように幼いペニスを優しく擦る。
「あ、っ…ふ、ァ……ン…んっ」
相変わらず前への刺激には敏感に反応して、少しだけ後孔の力が緩む。
「直の中に、入りたいんだ…」
後孔に直接喋りかけるようにすると、直の体が震えるのが分かった。
その隙に濡れた舌で、再び侵入する。
「ァ!!…ン、…ふ…ぅ、あ、ァ、ん…」
舌先を少し挿れては抜くのを繰り返し、窄まりを解していく。
しばらくそれを続けて、指が入る位に解れたところで直の体を反転させた。
「んっ…、…？」
不思議そうな顔をしている直。
←[＊] 5/8 [＃]→
目次へ
MAIN