これ以上、そんな目で見ないで
ドキドキがとまらない、
キュンキュンがとまらない、
君しか見れなくなっちゃうよ…
ちゃんと、責任とってよ?
「オイ、」
彼はいつだって私をそうやって呼ぶ。
「私はオイじゃなくて、***です〜!」
なんてツーンと言い返すけど、内心胸の鼓動がうるさくてたまらないんだ。
「ったく…***、」
彼の低い声が、私の頭の中でリピートされる。そして名前で呼んでくれたことに嬉しくて、ついつい調子にのってしまうんだ。
「…ゾロ、ぎゅーって…して?」
おねだりをして、彼がやってくれるような男じゃないって分かってる。だけど普段は見せない彼の優しい目を見ると、なんでもやってくれるような気がするんだ。
「バーカ、調子にのんな」
そう言ってフッと笑う瞬間、その時私は幸せな気分でいっぱいになる。
ゾロの彼女でよかった、
ゾロに会えてよかった、
心から思うんだ。
「ゾロ、大すきっ!!」
私はいてもたってもいられず、ゾロに抱き着いた。
彼は大きくて大きくて、その分彼の存在も大きいんだ。
「フッ…知ってるよ、んなこと」
そんな目で見ないでよ…
もっともっと好きになっちゃう!
好きすぎて、おかしくなっちゃうよ…
ねえ、ゾロ?
愛してるじゃ足りないほど、
大好きなんだ。
私、ゾロ依存症かもね?
そんな目で見ないでください
(好きが溢れ出て、もう一秒足りとも離れたくないよ)