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機械じみた薄暗い部屋。

その部屋の中央に誰かいる。

身長は170センチぐらいだろうか。

その者は手元に目線を落としている。

いや、手に何か持っている。
新聞。

「……へぇ。」

見出しは『怪盗ナイトまたもや現る!』。


一人とても楽しそうに、愉快そうに口端を上げる。

「見つけた……ソウゴ。」



三つ編みが、微かに揺れていた。





Target2完

Target3へ続く


→後書き&次回予告





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