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「奇捜班、参上つかまつりました。」
桂が礼儀正しく松平にお辞儀をする。
「よぉぉぉお。きたかぁぁぁあ。」
…なんかうざいのでこっから先、変な抑揚を削除して編集。
「実はな、また奴から予告状がきたんだよ。」
「怪盗ナイトがですか!?」
「…なんでそんなに目を輝かせてんだ桂。まだナイトとは言ってないぞ俺。…まぁ合ってるけど。」
一人マイワールドにいってしまった桂は放っておこう。
「これが予告状だ。ちなみに送られてきた場所はまたあの美術館。」
松平が俺に葉書程の紙を手渡した。
『本日9時、この美術館の「フィラオのバンテージ(包帯)」を頂きに参ります。 怪盗ナイト』
最後には目玉みたいな絵。
「というわけで任せた。」
「…承知しました。」
4人でお辞儀をして部屋を出た。
廊下。
「ちっくしょ〜。やっぱり押し付けかよ。ふざけやがって。」
坂田がぼやく。
「…また同じ美術館か……。」
高杉が呟く。
「とにかく今から作戦会議な。」
「とか言いつつ、前惨敗だったじゃねーかヅラ。」
「だからこその作戦会議だぞ。銀時。あ、それと電棒渡さないとな。」
………本気で使う気なのか。
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