10月25日「18歳」
「よっ。飲んでるぅ?」
「……えーと、すいやせん、お名前…」
「あぁそっかそっか!!俺ら初対面だもんね!!」
「へい。」
「どもー剣道サークル『斬心』の3年銀さんこと坂田銀時でぇす。皆銀さんって呼んでるから銀さんで!!」
「銀さん…よろしくお願いしまさ。」
「よろー!で、沖田君だっけ。」
「へい。」
「あれだよね、新入生歓迎チャンバラ会の時にめちゃくちゃ暴れてた子でしょ?いやーあれ凄かった!!もう銀さんの弟子にしてやりたいくらい!!」
「ほんとですかィ?ありがとうございやす。」
「ほんじゃ、サークル入会祝いと今後の沖田君の活躍に乾杯!!」
「乾杯。」
「あっれ沖田君それカルピス?」
「そうでさ。」
「うわ酒回ってこなかったの?ごめんねぇ気づかなくて!!おい低杉てめえ酒持ってこい!!」
「あ、いいんでさ俺まだ未成年なんで。」
「てんめ誰が低杉だごらぁぶった斬んぞ!!」
「え、でもさっき隣にいた黒髪の方は飲んでたよね?」
「あぁザキは二浪なんでとっくに20歳なんでさ。俺はまだ18歳で。」
「そおなの!!若いねぇ。ちょ高杉、沖田君まだ18歳なんだって超フレッシュじゃない?銀さん悲しい。」
「あぁ?お前まだ18?」
「そうなんでさ。」
「あ、沖田君この眼帯付けたのが俺と同期の『高杉』ね。」
「へぇ。高杉さん、沖田です。よろしくおねがいしま……………あの」
「うわマジかほっそいな。」
「高杉それセクハラですよー。困るよねぇ沖田君?」
「腰掴んだだけだろうが黙れよ天パ。おい沖田こいつのあだ名『天パ』だから覚えとけよ。」
「それ言うなやぁ!!折角1年から補正かけて『銀さん』呼び普及させようとしてんのに!!」
「こういうのは見た目から入った方が覚えやすいんだよ。俺の事は『晋助さん』でいいぜ。」
「ちょ、おまえずりぃ!!沖田君俺のことも『銀時さん』でいいからね!!気軽に呼んでってかいつまで沖田君触ってんだよ!!」
「別にいいだろうが男同士だし。な、沖田。」
「はぁ…。」
「いやそれもう後ろから抱き締めてんじゃん何お前酔ってる?酔ってるよね?酔ったら何しても許されると思ってんの?」
「うっせぇまだ焼酎4本あけただけだ酔ってねぇよ。」
「はい出た酔っ払いの『酔ってません』宣言ー!沖田君気を付けないと駄目だよー。皆酔ってない酔ってない言って挙げ句そのままベッドインとかあるからねー。ちなみに俺は酔ってない!!」
「おい下ネタ止めろよ沖田引いてんだろ。」
「あの…」
「うん?」
「お酒、って美味しいんですかィ?」
「お、ついに18歳の禁忌を犯す!?」
「天パ下心透けてんぞ。…で、沖田飲みてえの?」
「いやそうじゃなくてですねェ、皆さんジュースみたいに普通に飲んでるんでただ単にどうなのかなぁと。」
「うーんまあ酔ったらすんごい楽しい気分にはなるね。」
「あとやたら声がでかくなるな。お前とか坂本とか。」
「そーそー!!わかるわー。」
「んなに気になるなら二次会俺ん家で飲むか?万が一潰れちまっても泊めてやるよ。」
「うわ出たお持ち帰り発言ー!!沖田君絶対付いてっちゃ駄目だからね孕まされるよ!!」
「大丈夫です飲みやせんので。」
「いやそうじゃなくて沖田君天然!?」
「俺姉貴が一人いるんですが、未成年で飲酒とか姉ちゃんに心配かけたくないんです。」
「わおいい子!!沖田君すんげえいい子じゃん!!」
「だから18歳は18歳なりに楽しみやす。」
「18つっても何かできることあんのかよ。高校生みたいなもんだろ。」
「深夜のゲーセン行けるようなりやした。」
「可愛いっ。あとカラオケとか?」
「18禁も解禁だしな。」
「あれ守ってる男とかいんのかよー!俺ァ中二で破ったね。てか〇いたね。」
「沖田おまえは何で〇い……「おいおめーら何総悟に絡んでんだ離れろ特に高杉!!」
「あ、土方さん。」
「え、知り合い!?」
「幼馴染みなんでさ。」
「総悟に酒飲ませてねえだろうな!?」
「とまあこんな感じでうぜぇんで困ってやす。」
「何言ってんだ総悟俺はお前の事を思ってだなぁ…!!」
「うわ沖田君かわいそー。こんなクソ真面目剣道バカに付きまとわれて。」
「ストーカーだな。」
「助けてくだせぇ。」
「おめーらなぁ!!総悟に手出したら只じゃ済まさねえぞ!!」
「うわガチじゃん気持ち悪っ。」
「心配せずともハタチまでは手は出さねぇよ。」
「ハタチなったら出すのかよ!!」
「それまで沖田君、精一杯18歳と19歳楽しんでね〜まあ俺的にはフレッシュなうちに美味しく頂くのも…」
「18だって結婚できる年だし合法だろ。」
「誰がやるか!!」
「大学って楽しいですねィ。」
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ほんとこんなんですみません!!大学生パロで相変わらず総受け\(^o^)/
そしてワンドロどうやら別のアカウントで始まるようで!!楽しみです。
読んでいただきありがとうございました!
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