「こんにちわ、またドラ○エ?」
「お、愛ちゃんじゃないですか。こんにちは。新作がもうすぐ発売するんでね。あ、そうだ。愛ちゃんもいかがです?」
「遠慮しとく。私にはモ○ハントライGがあるから」
「残念だな、同じ任○堂なのに」
「私は狩りに生きる女なのよ」
私は今もゲームをしている会長の反対側に座ってゲームをする会長を見る。あ、睫毛長い。
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥ねえ、会長。」
「はい?」
「そんなに面白いの?」
「ド○クエですか?」
私が頷くと会長は顔を輝かせてド○クエの良さを語り始めた。ああ、やっぱり面白いらしい。そんで会長はこのRPGがよっぽど好きなんだな。ちくしょう、モ○ハンやれよ。そしたら‥
「愛ちゃん?」
「ん、」
「どうしました?」
「ああ‥一狩り行こうぜみたいな」
「話聞いてました!?」
「モン○ンやらないの?」
「そんなにオススメなんですか?」
「いや‥だってさ、」
「はい」
私は未だにドラ○エをする会長を見た。ゲーム機からはド○クエの敵が現れた時のBGMが流れている。私はそのBGMを聞きながら会長に言ってやった。
「会長がモ○ハンしたらさ、二人で一緒にプレイ出来るじゃん」
ポカンとアホみたいに口を開ける会長を見て、自分で言ったくせになんだか恥ずかしくなって‥私は慌てて自分のゲーム機を立ち上げた。
「‥愛ちゃん、」
「な、なに?」
「いやー‥実は俺、狩り初心者なんですよ。」
「?‥ああ‥そうなの?」
「このままじゃ、俺‥確実に足引っ張りますね。」
「!」
「俺だって愛ちゃんにカッコイイとこ見せたいし、一緒に同じゲームやりたいんで‥」
会長は私を見るとニカッと八重歯を見せて笑った。
「だから、手取り足取り教えてくださいね。」
「‥‥もちろん!」
初心者大歓迎 まずはソフトを買うことから始めよう。
アンケの会長甘夢です、が‥伏せ字だらけでさーせん‥
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