So you are mine!





(!)ヤンデレ‥?要素有
R-15‥かもしれない。



草木も眠る丑三つ時‥ズシリと腹部に重みを感じた俺は未だ襲いくる眠気を堪え、目を開けた。

「んー‥なんだよ、金縛り‥か‥」

「あ、起きた?」

「!!?」

目を覚ました俺の視界に入って来たのは俺の腹部に乗る隣人で幼馴染の愛。

「なっ、え?待っ‥」

なんでこんな時間にいんの?とか、どうやって入った?とか、なんで愛が俺の腹に乗ってんの?とか、疑問は脳内を駆け巡るが、言葉に出ない。

「あーあ、起きちゃったか。」

「‥お、おい、愛‥」

「なに?ヨシタケ」

いつもと変わらぬ笑みを見せる愛にさらに頭がパニクる俺

「な‥んで、‥ゆ、夢?」

「寝ぼけてるの?夢じゃないよ」

「おま‥ここ、俺の部屋で‥」

「そんなの知ってるよ。というかヨシタケの部屋じゃなきゃ来てない」

淡々と言い放つ愛に段々と俺の頭は覚醒してきた

「ア‥アルティメット不法侵入!」

「いいじゃん、私とヨシタケの仲なんだからさ」

「‥というかさ‥こんな時間に何の用だよ、男の部屋だぞ」

「夜這い」

「あー、そうか。夜這いねえ‥ん?夜這い‥?」

「私の部屋から飛び移ったの。窓のカギが開いててよかった〜‥開いてなかったらガムテープ貼ってトンカチで割ろうと思ってたから」

「は‥!?」

愛は俺にガムテープとトンカチを見せてきた。ようやく事の重大さに気付き、俺は顔を真っ青にする

「な、なにしに来たんだよ!」

「もう、あんまり大声出さないで?夜這いだってば」

「夜這いって‥!それの意味わかって言ってんのかよお前!」

「はあ‥睡姦しようと思ってたのにヨシタケが起きちゃったら意味ないじゃん」

肩を落とす愛に、さっきまで青くなっていた顔が赤くなる

「女がそういうこと言うなー!」

「ま、いいや。」

と言い、俺の寝巻に手をかける愛の手を掴んだ。

「な‥にすんだよ!」

「邪魔、脱がす」

「おい普通は立場逆だろ!」

「逆がいい?」

「そういう問題じゃねえって!ていうか、それ以前になんでお前、わざわざ俺を夜這いすんだよ!」

「好きだから。」

「え‥、」

「ヨシタケが好きだから、シたい」

「ええっ、ま、待て!早い!清く正しい順序を踏んでからだろ!なにもかもすっ飛ばしてるじゃねーか!」

「好きだよ、ヨシタケ。でも、ヨシタケは気付いてくれないから‥もう我慢出来ない。他の女に取られるなんて真っ平御免だし、今‥私が妊娠すれば来年、ヨシタケも結婚出来る歳になる。だから手っ取り早く既成事実を作るの。」

ね?簡単でしょ?と笑顔で俺に言う愛‥

顔が引き攣るのがわかった
だが先程から俺の鼓動は早い
ああ、こんな時になにときめいてんだよ俺!貞操の危機だぞ!

い、いや、でも別に愛が嫌いなワケじゃない、むしろ、その‥俺だって愛が‥す、好きだが、

でもやっぱり告白から一気にこんなのは間違ってる!‥と考えていたら目の前の愛が服を脱ぎ始めた

「うおおう!?」

慌てて両手で目を覆う(ちゃっかり指の隙間から覗くのは男の悲しい性だ)

「や、やめろ!愛!」

「どうして?」

「ど、‥どうしてもだ!」

「服着たままがいい?」

「そうじゃねえよ!」

「ヨシタケは私のこと嫌い?」

「き、嫌いなワケねえだろっ!でも俺はお前を大事にしてやりてえんだよ!」

「‥‥‥ありがとう、ヨシタケ。私、嬉しい‥」

「わかってくれたなら‥」

「でも、」

「は?」

愛は俺の目を覆う手を握り‥そして目から退かした。俺は慌てて目を逸らそうとしたが、愛がそれを許さない

愛は俺の顔を両手で掴み、そして真っ直ぐに見つめる

俺と愛の視線が絡み合った。

「‥ねえ、ヨシタケ‥」

「な、んだ‥よ‥?」


「一緒に大人の階段、上ろうよ」

月明かりに照らされて見えた愛の姿にぐらりと理性が揺らいだ。



So you are mine!
やっと手に入れた。貴方は私のモノ




ごめんなさいorz
ヤンデレでR-15やってみたかったんですすいませんでした

でもかなり楽しかった←
そしてなにかに目覚めた\(^O^)/

(3/9)

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