たまらなくなって下着を下ろして脱ぐと、猛って硬くなった俺のモノがブルンッと勢いよく外へ飛び出した。

それは血管が浮きあがり、もうはちきれんばかりに膨れ上がっていて。


無子の足を持ち上げて揃えて閉じると、彼女の柔らかで真っ白な太股にそれを擦りつける。

足の間に挟んだりして擦り付けていたが、もう擬似的にするだけじゃ俺はもう満足出来なくなっていた。


もう、早く、挿れたいよ…。


「お前ん中…挿れて、いい、か…?」

俺は四角い袋をピリッと破き、中から取り出したコンドームを、自分のそれにしっかりと被せて、準備万端の状態を作る。

緊張に声が震えて…バクバクと音をたてる心臓は、今にも破裂してしまいそうだ…凄く長い時間が流れたような錯覚に陥った。

彼女は恥ずかしくて口ではいえない状態だったが、首を小さくコクリと縦に振る…挿れたくて仕方のない、焦る気持ちを無理やりに落ち着かせて、俺は固くなった先端を、柔らかな花びらに慎重にあてがう。

無子の唇にそっと口付け、熱に浮かされて潤んだ瞳を真っ直ぐに見た…そして「優しくする。」と、俺の最大限の気持を告げると、彼女は下唇をキュッと噛んで、少し嬉しそうに微笑んだ気がした。


彼女の腰を両手で掴んで浮かせて、彼女の身体に垂直に向けた俺の塊を、少しずつ中に埋めていく…彼女の中に入って行った先端は、焼けるように熱くて、締め付けられる感覚に俺はゾクリッと身震いする。

「い、痛いっ…!」

彼女は短い悲鳴を上げると、顔をしかめて苦しそうに訴える…確かに濡れているはずなのに、俺の受け入れを拒む秘部は少し窮屈で、目の前に横たわる白い身体は、俺の快感とは反して苦しみに身を強張らせた。

「落ち着いて。ゆっくり息を吸って、吐いて…。」

寄り添うように身体を沿わせて、繰り返し宥めるように身体中を撫でてやる…すると、彼女の浅くて短かった呼吸も、次第に落ち着きを取り戻し始め、呼吸を俺に合わせて、ゆっくりと深いものに変わっていく。


今だ…と、その時を見計らった俺は、一気に彼女の中への侵入を進めていった。

「…っ…!」
「ごめん、少しだけ我慢して…」

彼女は痛みで身を捩り、俺はその腰を両手で強く押さえつける…呻き声にも似た悲鳴を唇で塞ぎ、腰の動きとあわせるように、舌で口内を掻き回して犯す。

慎重に腰を埋めていくと、俺のモノがスッポリと根元まで中に納まり、それは吸い込まれるように飲み込まれていった。

無子の中は焼けるように熱く、俺のをぎゅうっと締め付けて吸い付き、離れそうもない。

「あ…あッ…気持、ち…。」

想像していたよりも、それは非常に気持ち良く…思わず、俺の口から吐息が零れてしまう。

下半身は痺れたように振るえ、弾けそうになるのを寸での所で抑えようと、柔らかな彼女の太腿に、体重を任せるようにピッタリと張り付いた。


お互いの体温が重なり溶け合って、まるで1つになっているような感覚がする。

繋がっているという幸福感で、俺は一瞬思考が停止しかけた。

駄目だ、目の前のことに集中しないと…気を許すと、自分の身体のいうこと利かせられなくなりそうで。


「ぜんぶっ…入った…」
「、えっ…あっ、え…?…?」

涙を溜めて潤んだ2つの瞳に見つめられ、その周りには疑問符がふわふわと浮かんでる…彼女は困惑し、状況が良く把握できない様子だ。

そんな困ったような表情が、俺をより一層刺激する。


そこは無子の愛液がトロトロと溢れ、腰を少し引いて、また中へゆっくりと根元まで入れてみると、スムーズに滑るように俺のモノを銜えて絡む。

奥まで押し込むと、彼女の口から「…ああぅ…んっ…」と、艶めいた厭らしい声が漏れた。

「錫っ…也…あっ…あっあっ…あっ…」
「…ふっ……っ…」

ぎこちなかった律動は、潤いを増して慣れてきたのか緩やかな動きになり、一定の間隔でそれを繰り返し続ける。

水っぽいぐちゃぐちゃとした音と、ベットの軋みは激しさを増して、彼女の可愛らしい喘ぎと、自分の息づかいに、聴覚的にも興奮する。

目の前にある2つの膨らみは、激しく上下に揺れ、ぶつかり合っては離れたり、またぶつかり合ってを繰り返した。

それを眺めつつ、快楽の前ではもはや理性など残っているわけもなくて、ただただ俺は野生的に無子の身体を貪った。

「錫也…ぁ…」

彼女は俺の名前を呼んで、小さく震える。

目には大粒の涙を溜めて、それはポロポロと頬を伝っていく。

俺はハッとさせられて、慌てて「ごめんっ、痛かったか?」と問いかけると、彼女は首をコクンと小さく頷いた。

「俺…」

ごめん、気づいてやれなくて…

俺は動きを止めて、中から抜こうとすると、彼女は急に俺の背中に強くしがみつくようにして、身体を頑として離そうとはしない。

そして大きく首を振り、穏やかな口調で「続けて、お願い…っ…」と、懇願した。








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