◎作曲家花宮と歌手


1,作曲をしてます

「・・・・・・♪♪♪」

「・・・・・・・・」

「・・♪♪・・・・・」

「ねー!」

「・・・・♪・♪」

「ねーってば〜!」

「・・・♪♪・・・♪」

「も〜!いつまで曲描いてるの!そろそろトイレ休憩しないと膀胱炎になるよ!」

「・・♪・・・・・」

「はぁ〜・・・これだから没頭タイプはやだやだ」


2,出来上がりました

「できた!?」

「・・・・聴きてーの?」

「聴いてもらいたいんでしょ!?」

「バァカ。誰のお陰でてめーは歌えてると思ってんだよ。」

「花宮さまさまのおかげさま!」

「同期してやるからまってろ」

「同期してるのまーてーなーいー!」

「ステイ!暴れるな!」


3,聴きました

「・・・・・・」

「・・・・・おい」

「・・・・なによ」

「なんで泣いてんだよ」

「だって・・・だって・・・・」

「今回すげーアップテンポの曲だぞ」

「うん、そうだね」

「ベース以外まだ打ち込みだしな」

「でもこれに失恋っぽい歌詞のっけるつもりだったでしょ。」

「フハっ さすがにそれくらいわかってんだな」

「わかるよ!ばかにすんな!」

「あー早くおまえが歌ってるとこ聴きてーから怒鳴って喉悪くすんのやめろ」

「グスン・・・すいません」


4,雑談します

「ギター瀬戸くんがやるの?」

「さぁな。もっと可愛い音出すヤツが弾いてもいいんじゃねー?」

「そっかー。でも・・・私が弾けたらいいのにな〜」

「バァカ100年はえーよ」

「私へったくそだしな〜頑張って弾き語りとか、出来たらかっこいいのに」

「おまえの売りは弾き語りすることじゃねーだろ。」

「・・・歌うことだもんね」

「わかってんじゃねーか。だからあんま気にすんな。」

「ありがと。」



※カノ嘘にド影響な音楽業界パロです。


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