セーラー戦士に変身する新境地
2016/02/14 01:04

 
エキサイトしまくって長いです。
長くなったので、バトンのリンクをここに繋いでおきます(呆れるGLキャラ一同)。
会話文の嵐。
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セーラー戦士に変身する新境地バトン☆
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セーラー戦士に変身する新境地バトン☆(改訂版)


10にはアイテム、1には花、残りには全て名前を入れてください。
(場合によってGLBL・女装男装の可能性あり)

(1.白いバラ)
(2.マコト)
(3.ミズキ)
(4.ヒロカ)
(5.トシエ)
(6.ユキコ)
(7.レイコ)
(8.リョウ)
(9.アキラ)
(10.腕時計)


 ―私、逸見 雪子。14歳、中2。性格はちょっと無愛想で、淡々としてる?かしら―


寝坊した(6ユキコ)は、走って学校に行く途中に猫の(8リョウ)を踏んだ。

「へ、変質者!」

「ちょっ、違うの違うの!あたし、猫と人間のハーフっていうか妖精なのっ、だからっ」

「わかったからそれ以上近づかないで!け、警察を呼ぶわよ!」

「も、もぉー、だからあたしは変態じゃないの〜って言ってるそばから通報してるしッ!ヤ、ヤバーッ!!」

「何を…!?な、花火!!?」


110番をプッシュしかけたその時、星くずとなって消えた猫ミミリョウさん。
人間+猫ミミの設定。
なので、普通の住宅街が背景だと不審人物に見えてしまいます。


(8リョウ)に謝っていると、予鈴が!教室に走り込むがアウトで、担任の(4ヒロカ)に怒られる(6ユキコ)。

(あ、あの変質者は一体…幻覚にしたって、私が創造したものだなんて思いたくないわ…)

「こらこら、ユキコさんシカト?」

「え!?…あ、すみません先生、もう一度お願いできますでしょうかっ」

「っていちいちめんどくせーよ!ったく、ホームルーム終わるまで廊下立ってなさい」

(クッ、なんて出だしの1日なのっ!)


赤点テストを返されて落ち込んでると、オタクな(9アキラ)に90点代のテストを自慢される。

「し、信じられないわ!何より、脳のどこを使えばこんな答えが出てくるの!ほつれた糸のようなこの字だって、タコやイカにでもペンを握らせたのかしら…っ」

名前を書き変えすり替えたテストを握りしめながら、グサグサ傷つくアキラ。
ユキコが赤点とるとこ想像できなくて、ごめんよアキラ。


励ましてくれる親友の(3ミズキ)。そんな(3ミズキ)は80点代だった。

「ユキコちゃんにお勉強を手伝ってもらったから、私もこんな高得点が出せたの!ありがとう!ねぇ、何かお礼させてくれないかしら?帰りにケーキ屋さんでも行きましょう!」

「そ、そんな、大袈裟よ」

「そんな遠慮しないでよぉ!お婆ちゃんにもとっても褒められて、お小遣いも多めにもらってるんだから!ね?行きましょうよ〜♪」


家に帰る途中、赤点テストを捨てると偶然タキシード姿の(7レイコ)に出会った。

「まぁ素敵!タキシードよ!あらっ、ねぇ!もしかしてこっちに向かってない?あの方っ!」

(しかも心なしか視線はこっちに向いてる気がするわ!あの変質者といい、なんなのよ一体!)

「君…」

「も、もしもしママ?何かお使いはない?いまマーケットの近くなんだけどッ」

「まぁ〜、どうされたんですか?もしかして、道に迷われたとか?」

「い、いや、はは…(ま、参ったな)」

本命にガン無視を決め込まれ、仕方なくミズキさんと世間話しをするレイコさんであった…タキシード姿で。


赤点をバカにされて怒りながら帰宅する(6ユキコ)。だが、お母さんに叱られて家を締め出されてしまう。

「クッ、なんなのよ一体!ま、まさか…(あの答案用紙は、今朝の変質者の報復なの!?)」

なんか病みはじめるユキコ。


なんとか家に入れた(6ユキコ)。ベッドでうたた寝していれば、窓から入った(8リョウ)に顔を引っ掛かれて目を覚ます。

「ひっ!あ、あなたっ」

「驚かしてゴメン!でも聞いてほしいんだ…どうしてあたしが、君を追いかけてるのかってね」


猫なのに喋る(8リョウ)に驚くが、(8リョウ)から(10腕時計)を貰えば大喜び。

「も、物になんて釣られないわよっ。それ以前に、あなた自体が怪し過ぎます…ッ」

「ちょッ、そんなぁー!!で、でも、今すぐは無理でも信じてほしいんだ!君はセーラー戦士っていう特別な使命を任された人で、この腕時計は戦闘服に変身するためのアイテムなのっ」

(パパの書斎に、精神疾患に関する医学書があったと思うけど…)

「ってその目やめてよぉ〜、あたしは変態じゃないんだってば!」


(8リョウ)の言う通りに(10腕時計)を掲げて「(6ユキコ)・プリズムパワー・メイクアップ!」と叫べば、セーラー(6ユキコ)ムーンに変身!

「かぁっくいいーッ☆☆セーラーユキコムーン、ここに見参!」

「な、何、これ…心霊!?超常現象っ!?ハッ、何かが聞こえる…!!」


頭の飾りからは(3ミズキ)の悲鳴が!(8リョウ)と走って(3ミズキ)のママのお店に行けば、(3ミズキ)がママに殺されかけていた。

「お母さんどうして!?わ、私ッ、もっと勉強もお手伝いも頑張るわよぉー!!」

「ふふふ、良い子だね。しかし、本物のお母さんは地下の倉庫に閉じこめてあるんですよ…!!」


よく見れば、(3ミズキ)のママではなくて妖魔(2マコト)だった!

「お母さん!?ひぇええッ!!今度は何が始まるんですの!?」

「もちろん、貴様の命を奪ってやるのだ!!安心してください。後でお母さんも一緒に葬ってやりますからねぇ」

「なんですって!?ねぇどうすればいいの!!変質者!!」

「ッてぇ、紹介し忘れたけど変質者はないでしょユキコちゅわぁあん゛!!」


「美少女戦士セーラー(6ユキコ)ムーン!月に代わってお仕置きよ!」しかし、客を操ってくる(2マコト)に手も足も出ない。

「待ッ、危ない!!大変だわ!!こんなに激しく暴れまわったら、骨折や心肺停止の危険がッ」

「ほぉう?わざわざアドバイスをありがとうございます。それでは、もっと激しく操ってやりましょうかね!!」

「な、なんて奴なの!?リョウさん、どうにか訪問客を助ける手段をヲァア゛!!」

「ユキコちゃんダメ!!正面から抑えるのは無理だよ!あいつの魔力でみんなパワーがケタ違いになってるの!!」

「だからって放っておけっていうの!?その客同士がぶつかったら本当に危ないわッ、よぉヲヲ゛!!!」


(2マコト)にやられそうになった時、一輪の(1白いバラ)と共に(7レイコ)仮面が現れた。

「無事か!?ユキコムーン!」

「あ、あなたは!!?夕方のッ、変し」

「ユ、ユキコムーンッ。私の名はレイコ。君と志を同じくする者さ…よろしくね」

「な、何を悠長にッ…まとめて始末してやりますよ!!」

「させないわよ!!ユキコムーン!おでこのティアラを取ってみて!!」

♪〜♪〜♪(華麗なBGM)

「ムーンティアラー アクショーーン!!!」

「な、なんですかッ、こしゃくなっ。ッッ!!?うわぁあああ!!!」

♪〜♪〜♪(マコト、消滅により終焉)


(7レイコ)仮面のおかげで、なんとか(6ユキコ)ムーンティアラアクションで(2マコト)を倒せたセーラー(6ユキコ)ムーン。しかし、(6ユキコ)ムーンは(7レイコ)仮面にメロメロ。

「こ、この宝冠が武器だという事なのね…何よりこれは、夢なの?現実なのっ?」

「大丈夫さ。今は驚くばかりかもしれないけど、君だけじゃなく私たちもいる。共に力を合わせていこう!」

「ふぁい。レイコさぁ〜ん、かっこいいよぉ…☆☆」

「ちょっとリョウさんッ!こんな時に、なんて呑気な事をっ」

(ユキコムーン…どうして君は、こんなにも遠いのだろう)


監視カメラで一部始終を見ていた、敵の四天王の一人・(5トシエ)。次の作戦があるのか、怪しくほくそ笑んでいた。

(大丈夫かしら…私のやってる事、正しいのよねッ??)


お疲れ様でした!

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一見冷めた主人公のストーリーに見えますが、タキシード仮面がトシエさんだったとしたら、うさぎちゃんに引けをとらないほどメロメロ盲目になっていた事でしょう。そういう訳で、超ハマり役のレイコ仮面様が玉砕していく場面が可哀想だけど笑ってしまった。



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