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「雲雀さーん」

「何、今忙しいんだけど」




書類にカリカリと字を書き込みながら、僕の彼女である紅月に返事をする。




「暇です。」

「じゃあ先に帰れば?」

「冷たッ!!
雲雀さんマイナス何度なんですか!?」

「意味分かんないよ」




告白してきたのは紅月の方だった。
何度も何度も気持ちを真っ正面からぶつけてくる紅月に、いつの間にか惹かれていた。




「私はただもっと雲雀さんと一緒に居たいだけなのにーっ」




紅月は、ぷうっと頬を膨らませて拗ねる。
可愛い事を言ってくれる。
本人には絶対言ってやらないけどね。




「私邪魔なのかな…?」




急に俯き、小さく呟く。
声が震えている。
泣き出したのか?
それを見て溜め息を一つ溢し、紅月の座っているソファーの横に腰を下ろして顔を覗き込もうとする。




「誰もそんな事言ってな──……!」




瞬間、唇に柔らかい感触。




「うっそぴょーん!!!」




紅月は悪戯な笑みを浮かべて勢いよく立ち上がり、ドアへと向かう。




「教室で待っとくもんっ!
遅かったら先に帰ってやるっ!」




べーっと舌を出して応接室から出て行った彼女。
唐突にキスをされ、少し頬が熱くなった。
それを誤魔化すように一つ"コホン"と咳払いをした。




「全く……」




囚われたのは僕


殆どの仕事を明日に回し、

足早に教室に向かう

ドアを開ければ「お疲れ様」と

微笑む君が居て。

きっと今では僕の方が君に囚われている













ーーーーーーーーー
以下、感想↓



きゃぁぁぁあっ!!!←黙れ
雲雀さんがもうっ…うふふっ…!←キモ



ちょっとっていうかかなり舞い上がっております…!←

ちょっと深呼吸ー…


ひっひっふー


…はっ!
これはラマーズ法だ!!w




まぁこんな独り言をブツブツ呟いていたわけですが(´●ω・`)w





茜雫様、相互リクありがとう御座います!!(●∀・)
めっちゃ嬉しいですっ!!




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