(1/1)
「雲雀さーん」
「何、今忙しいんだけど」
書類にカリカリと字を書き込みながら、僕の彼女である紅月に返事をする。
「暇です。」
「じゃあ先に帰れば?」
「冷たッ!!
雲雀さんマイナス何度なんですか!?」
「意味分かんないよ」
告白してきたのは紅月の方だった。
何度も何度も気持ちを真っ正面からぶつけてくる紅月に、いつの間にか惹かれていた。
「私はただもっと雲雀さんと一緒に居たいだけなのにーっ」
紅月は、ぷうっと頬を膨らませて拗ねる。
可愛い事を言ってくれる。
本人には絶対言ってやらないけどね。
「私邪魔なのかな…?」
急に俯き、小さく呟く。
声が震えている。
泣き出したのか?
それを見て溜め息を一つ溢し、紅月の座っているソファーの横に腰を下ろして顔を覗き込もうとする。
「誰もそんな事言ってな──……!」
瞬間、唇に柔らかい感触。
「うっそぴょーん!!!」
紅月は悪戯な笑みを浮かべて勢いよく立ち上がり、ドアへと向かう。
「教室で待っとくもんっ!
遅かったら先に帰ってやるっ!」
べーっと舌を出して応接室から出て行った彼女。
唐突にキスをされ、少し頬が熱くなった。
それを誤魔化すように一つ"コホン"と咳払いをした。
「全く……」
囚われたのは僕
殆どの仕事を明日に回し、
足早に教室に向かう
ドアを開ければ「お疲れ様」と
微笑む君が居て。
きっと今では僕の方が君に囚われている
ーーーーーーーーー
以下、感想↓
きゃぁぁぁあっ!!!←黙れ
雲雀さんがもうっ…うふふっ…!←キモ
ちょっとっていうかかなり舞い上がっております…!←
ちょっと深呼吸ー…
ひっひっふー
…はっ!
これはラマーズ法だ!!w
まぁこんな独り言をブツブツ呟いていたわけですが(´●ω・`)w
茜雫様、相互リクありがとう御座います!!(●∀・)
めっちゃ嬉しいですっ!!
前へ|次へ
戻る