幸村生誕祭2013
(※びっくりするくらいダラダラ喋ってるだけです)
「幸村、御生誕おめでとうございます」
「随分と平身低頭だけど、まさか何も用意してなかったとか昨日誕生日だって気づいたとかそんなわけないよね?」
「違うの!誕生日だってことはもう1ヶ月以上前から分かってたし何かお祝いしたいなーって思ってたけど最近ちょっとバスケの選手たちに夢中になってて、別に幸村を蔑ろにしてたとかそゆわけじゃないんだよ!!」
「つまり他の男に夢中になって俺のお祝いの準備を怠った、と」
「すみませんでしたぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
「全く、ほんとに沙紀ときたら……まさか当日まで準備しないとかほんとないよね」
「返す言葉もありません……」
「しかもまさか会話だけで終わるつもりとか?」
「えっ、何か御所望ですか」
「察しなよそのくらい」
「え、やだ、そんな恥ず」
「そういうのいいから」
「せめて最後まで言わせてよ」
「このダラダラした感じ……ほんとないよね」
「ほんとすみません。とりあえず、はい」
「……なんで財布?」
「え、金が欲しいんじゃないの??」
「貧民に集るほど困ってないよ」
「わーい幸村ってば最近性格変わった?いやごめんなさいなんでもありません。てかじゃあ何が欲しいの!」
「……はぁ、沙紀がここまで鈍かったなんてね……はあーあー」
「ちょ、ため息のつき方(笑)」
「とりあえず正座やめない?」
「うん。その言葉待ってた、でも足痺れて動けないから座ったまま話すね」
「ほんと……」
「色々すみません。けどこれに懲りずに今後もよろしく」
「よく言えたよね」
「自分でもなかなかだったと思う」
「でも、いいよ。気長に待ってる」
「え?」
「ちゃんと俺を好きでいてくれたら、それでいい」
「好きだよ!だいすきむしろ愛してる!!!」
「重いよ」
「えええ」
「嘘。俺も愛してる」
「えええ?!!!!」
「なんでそこで驚くの」
「まさかデレ頂けるとは思ってなくて……!」
「もういいよ。ひとまず俺は立海の皆が誕生日パーティーしてくれるらしいしそっち行くから」
「え。聞いてない」
「沙紀はそのまま足の痺れと戦ってたらいいんじゃないか?じゃあね(ニッコリ)」
「やだぁぁ置いてかないで幸村ぁぁぁ!!!!」
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幸村だいすきおめでとう!
(13/3/5)
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