| 女装して！の段 ！注意！ モブキャラが出張ってます。しかも二人ほど。下ネタ単語あります。 「頼む楓！俺らの為に女装してくれ！」 「やだ」 「だー！また断られた！」 「いい加減してくれたっていいだろ」 「それを言うなら、いい加減諦めてくれたっていいじゃん」 「それは無理だ！せっかく女顔のお前がいるなら、お前に女装してもらいたい！オカズにしやすいだろ！」 「そうそう。ところで前々から気になってたのだが、お前は何をオカズにしてるんだ？そもそも女に興味はあるか？」 「（オカズ…？ああ、）私はお肉が好きだよ」 「お肉？は？お前何言ってんだ？」 「解った。ちょっとふっくらした子が好きなんだな」 「え？ご飯の話じゃないの？」 「おいおい…。お前まさか性欲ねぇの？この年でないとか……。あ、い組の久々知もないよな」 「あいつ豆腐バカだからな」 「せ、性欲ッ！？何言ってるの！？」 「なになに？実はそういう話が苦手なの？うっわ、真っ赤になってらー！」 「頼みます、楓さん。その顔の状態で女装して下さい」 「出た、伝家の宝刀「土下座」！」 「ハチー！ハチハチハチハチーッ！」 「「わー、保護者呼ぶな！」」 「どうした楓！何かされたか！？」 「「来ちゃった！」」 「二人が破廉恥なこと言ってる！イヤだって言う私に無理やりッ…！」 「―――ほう…」 「違う！違うぞ竹谷！俺らは楓に女装してもらいたかっただけで…！」 「落ちつけ八左ヱ門。そして楓に抱きつかれて羨ましい、けしからん代われ」 「バッ、お前そんなこと言ってるバヤイか！ちょ、落ちつけ竹谷ァ！」 「話は解ったが、楓にそんなこと頼むなって何回言わせばいいんだ！」 「せっかくの女顔なんだ。春本に飽きた私たちのためにも新鮮なオカズをください」 「いっそ清々しいな、お前は。でもさ、こいつの言う通りなんだよ…。ほいほい女買える金もねぇし。つーか三禁あるし…」 「じゃあ楓をそういった目で見るな！」 「破廉恥ー…！破廉恥ー…」 「ほら、うちの子を見ろ！こんなにも怯えてるじゃねぇか」 「いつからお前の子供になったよ…」 「八左ヱ門さん、楓さんを私にください。お願いします」 「お前みたいな奴にはやらん！」 「お前いい加減にしろよ。もー、解ったよ…。頼まないって」 「私は頼むぞ。楓、女装してくれ」 「お前ほんとそういうことには真面目な顔になるよな…。自重しろよ」 「やだ」 「何故だ。お前も男なら解るだろう？」 「だって…、ハチが人前で女装するなって…」 「（女装したら…つーか女に戻ったら危ないからな。させてたまるかっつーの！）」 「………そうか、普段は部屋でそういうプレイをしてるんだな。だから八左ヱ門は人前でするな、と…。俺だけの楽しみを人に分けてたまるかと…。けしからんぞ八左ヱ門。今晩是非私もそのプレイに混ぜて下さい」 「よし殺す。今すぐ殺してやるから首出せこの野郎！」 「友人として言わせてもらう。お前は最低だ」 「人間、限界を迎えたらどうかなるさ。楓、やらないというなら私が無理やりしてやるぞ！」 「ひっ！」 「ほーら、怖くないよー…。お菓子もあげるからこっちおいでー…！」 「思っくそ怪しいわ！楓、俺の後ろに隠れてろ！この変態は俺がぶっ飛ばす！」 「ハチィ…！」 「何だそのラブコメ展開は！私はそんな展開許しませんからね！これから起こるのは監禁強か「許せ、我が友よ」―――ガフッ…」 「お前…」 「すまねぇな、楓、竹谷。こいつマジで限界迎えてて節操ねぇんだ。とりあえず気絶させたから部屋戻してくるわ」 「最初に比べていくらか常識人に戻ったな…」 「自分以上の変態がいると我に返ってな…。楓、失礼なこと言って悪かったよ。でも気が向いたら女装してくれよな」 「……そんなに辛い？」 「かなり」 「…いつかね？」 「くっそ、やっぱお前可愛いな！男辞めちまえ！」 「いいからさっさと部屋帰れ！」 「いいか楓。同情でも女装するなよ。あいつらは危険だからな！」 「でも辛いらしいよ。私には解らないからなぁ…。ハチも辛い？」 「おッ…！？い、…いや…俺は定期て―――」 「定期て？」 「っ俺のことはいいから！無闇に女装すんじゃねぇぞ！じゃあ俺委員会に戻るからお前もくっちゃべってねぇで委員会に行けよな！」 「あ、忘れてた！兵助に怒られちゃう…！」 「（あっぶなぁ…。楓にバレないようしてんのに言っちまうとこだった…！……俺もあいつらに言えねぇな…）」 （ TOPへ △ | ▽ ） |