| 勘右衛門との会話の段 「あ、先輩」 「やあ勘右衛門。お前も今から食事か？」 「はーい。一緒にいいですか？」 「勿論構わん。一緒に食べたほうがうまいからな」 「ですよねー。俺も皆と一緒に食べるの好きなんですよ。でも今日は皆忙しくて…」 「そうか、それは残念だったな」 「千秋先輩がいてよかったです。あ、千秋先輩の定食も美味しそうですね」 「やはり肉がいいな！体力が回復する。勘右衛門は何だ？」 「俺のは山菜定食しか残ってなかったんですよー。千秋先輩お肉分けて下さい」 「構わん。その代わりこのひじきは貰うぞ」 「どうぞどうぞ」 「では私もやろう。はい、あーん」 「あー…んっ。やっぱりお肉は美味しいですねー！」 「ああ！しかし勘右衛門は食べ物を美味しく食べるな。見てて私も嬉しくなるぞ」 「はい、だーい好きです」 「ではもう少しやろう。あーん…」 「あーん…。んー、最高！やっぱりご飯にはお肉ですよねー」 「ははっ、だな」 「じゃあ僕からも…。はい千秋先輩、あーん」 「おおっ！あー…ん…っと、…うむ、山菜もうまい！」 「えー、じゃあ交換しましょうよ。僕がお肉食べてあげるので、千秋先輩は山菜を食べて下さい」 「それは断る。私もお肉は好きだ！」 「ちぇー…」 「おい千秋、尾浜…」 「どうした留三郎。お前も肉が欲しいのか？」 「そうじゃねぇよ…。なんつーか…気の抜ける会話だな、お前ら…」 「そうでしょうか？」 「そうか？」 「うん、仲がいいことはいいがな。見てて気が抜けた…。女子か」 （ TOPへ △ | ▽ ） |