夢/頂き物 | ナノ

白衣七松と


!注意!
医者パロ。白衣七松の雰囲気エロ。
管理人が妄想、その後雪介さんが続きを書いて下さった頂き物です。





七松先輩に渡されたナース服を着てみたら異様に丈が短かった。



手で伸ばしながら七松先輩の前に行くと、眼鏡をかけた七松先輩がニコリと笑って両手を広げる。

「……短くないですか?」
「いいからこっち来い!」
「え?あの、七松先輩?」
「先輩じゃなくて?」
「…先生」
「おう、じゃあここな!」

ニコリ、からのニコニコで先輩は椅子に座っている自分の膝を指差す。

って、


「え、あの、まさか」
「座れ」

そのまさかだったあああああ!!!

「あの、ちょっとこのスカート丈でそちらに座るのは……」
「座れ」
「すみまっせん!」

ひいいいいなんでだよどうしてだよどうしてこのひとはこうアブノーマルな方に行くかなあ!?

しかし目の前には笑顔の暴君。

私に残された道は、もはやひとつしかなかった。



「あのっ……! やっぱりこれちょっと無理があるんじゃ、」
「んー?」

ニコニコを通り越して七松先輩の顔はもうにやついている。
くそう、遊ばれてる!

「ちょっ」
「もーちょっといけるだろ」

ぐいっと私の腰を大きな手のひらで引き寄せる。
うわあああああめっちゃ恥ずかしい!! しかも見える! ぱんつ見える!!

「せんぱっ、…先生! み、みえるのでっ」
「なにが?」
「(このやろう!)下着が見えるのであんまり引っ張らないでくださいっ」
「……」

思い切って言ってみると、今度は返事がなかった。

と、

「ひっ」

するりと、今度は太腿に。
そう、丈の短いスカートによって晒された私の太腿に七松先輩の手が這っていく。

「んっ、やっ…せ、んせい、やめっ……!」

わああああいつもよりなんかえろい!
変な声出てる私!!

どうしよう、これはやばい!!!

「(じーっ)」(ガン見)

ああああ案の定だよ!
怪しいです先輩、目が恐いです先輩……!!

「んっ、」
「なあ名字」

すすっと、今度は腰を支えていた手が動いて背中を這う。
その感覚も、なんか、もう、ねえええ!?

「今、お前ものすごくえろい」

そして下から私の視線をすくうように七松先輩は見つめる。
楽しそうに。

「ううう……」
「泣くなよー。ああでも泣いた顔もイイな」

うわああああんっ 
この暴君んんん!!


ああでも、私はバカだ。
恥ずかしいのに、泣きたいくらいなのに、でも、

さわってほしいと、おもってしまう。


「これな、お前に似合うと思って持って来たんだ」
「そ、そうですか」

にやにやから、先輩の顔がニコニコに戻った。

「だから、とっても似合うし――かわいいぞ」
「っ!」

耳元おおおおおお!
だ、だから、そんなひっくい声でしゃべらないでください!

「じゃあ名字、どうする?」
「…ど、うする、とは……?」

おそるおそる。
いったい今度はその口からどんな言葉が飛び出すのかと、ざわざわする胸を抑えて聞き返す。


「このあと、どうされたい?
 ――名前、」


名前を呼ぶとか卑怯です、せんぱい。





雪介さんより頂きました。
感想は既に送り済み。

いいとこで終わるなんて…!こんな終わり方をする雪介さんが卑怯です!
ありがとうございました!


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