四海兄弟 ※会話文のみ。 スカイハイが他のヒーロー達にも名前を紹介しました。 ブルーローズに紹介。 「へー、あんたがスカイJr.…」 「はい。苗字・名前と申します」 「…あのね、そんな簡単に本名明かしちゃダメでしょ。あんた見習いだけどヒーローなのよ?」 「は、はい!すみません…」 「ハハハ!すまない、ブルーローズ君。名前君は知らないことが多すぎてね。よかったら先輩として色々教えてあげてくれないか?」 「何で私が…。まぁスカイハイにそう言われたら教えてあげないこともないけど…」 「あ、ありがとうございます、ブルーローズ先輩。私ブルーローズ先輩のファンなんです」 「ファン?」 「え、えっと…。歌凄く上手ですし、スタイルも綺麗ですし、顔はちっちゃくて可愛くて…でも綺麗で、同じ女として尊敬しています。能力も他の方に負けないぐらい強くて、私もブルーローズ先輩みたいに強くて綺麗なヒーローになりたいです…!」 「……ふ、ふん。それぐらい知ってるわよ。そこまで言うなら私が色々教えてあげるわ。よく見てなさい」 「あ、ありがとうございます!」 ファイヤーエンブレムとロックバイソンに紹介。 「あら、あなたが新しく入った子ねぇ。宜しく見習いさん」 「初めまして、ファイヤー・エンブレムさん」 「今どきの子にしては礼儀正しいのね」 「ご両親の賜物だよ」 「はい、とても厳しく育てられました。そのときは辛かったですが今となっては感謝すべきことです」 「何でかしら?」 「尊敬すべき先輩達に失礼のないよう会話をすることができるからです。でも私はまだまだ未熟者ですので、ご指導のほう宜しくお願い致します」 「あらやだ。いい子ねぇ」 「しつけはいいことだが、もう少し子供っぽいほうがいいぞ」 「え?」 「そうね。その年頃はもっと遊んだり、甘えたりしないと」 「で、ですが…」 「勿論ヒーローとして頑張らなければいけないときもあるが、その姿でいるときは少し自分の気持ちに素直になることが大切だ」 「あっらぁ、さすがねぇ!いいこと言う〜!」 「だ、だから尻を触りながら言うんじゃねぇ!」 「……師匠、あの二人は何をされてるんですか?」 「スキンシップというものだよ!実に仲がいい!」 「えっと…「スキンシップにはお尻を触ること」…っと…」 「おいそんなことメモるんじゃねぇ!」 ドラゴンキッドに紹介。 「初めまして、ドランゴンキッド先輩。ヒーロー見習いのスカイJr.です。宜しくお願い致します」 「先輩…?」 「はい。だってもう長いことヒーローをされてるじゃないですか。活躍されるところをよく見てました」 「先輩…。先輩っ…!僕のことはホァンでいいよ!ホァン先輩って呼んで!」 「あ、はい。宜しくお願いします、ホァン先輩!」 「もっと呼んで!もっと!」 「ということをもうずっと続けているのだが、そろそろ止めるべきなんだろうか、ワイルド君」 「嬉しいんだろ。ほっといてやれよ」 「嬉しい?じゃあ私もドラゴン君を先輩と呼ぶべきかい?」 「お前が呼んだらただの嫌味だよ…」 折紙サイクロンに紹介。 「ジャパニーズ!?」 「は、はい…!」 「も、もしかして忍者でござるか!?」 「忍者…?いえ、私は違います」 「…忍者であっても忍者と公言する者はおらぬ…。ワイルドタイガー殿もそうであった…」 「あの…」 「さすがでござる!」 「えっと…。忍者ではありませんが、家が代々神子をしてまして…」 「ミコ!?何でござるかそれは!」 「うっ…。あの、手を離して頂けますか?あと、顔が近いです…」 「もしよければ詳しく教えてほしい!」 「というのをずっと繰り返しているのだが、これも放っておくべきかい?」 「あれは止めてやれよ!人見知りなんだろ、あの子!ほらもう泣きそうな顔になってるから!」 「折紙君が珍しく興奮していたのでつい。よし、止めてくる!」 「……この師匠大丈夫かよ…」 「おじさんに言われたらおしまいですね」 「んだと!?」 ヒーロー見習い、始めました (2011.0703) ( △ | ▽ ) |