夢/七松デー | ナノ

彼女の胸は貧乳?


●保健委員会

「ええええ!だからって僕まで巻き込まないでくださいよぉ!」
「数馬もかわいーっ!ちょっとぎゅっぎゅっするだけだから大丈夫大丈夫!」
「だ、って…!(ちょっと当たって…っ!)」
「はぁ…、やっぱり下級生って可愛いわぁ…。日頃の疲れが癒される…!」
「……なにしてんの、僕の後輩に」
「うわ、出たよ忍術学園のマッドサイエンティストもとい、六年のアホ代表…」
「なんだと!?毒でも盛ってやろうかっ」
「ほら見たことか!」
「いいから僕の後輩を離せよ。バカがうつっちゃうだろ」
「お前が近くにいると不運がうつっちゃうだろ。数馬も男より女の子に抱っこされるほうがいいよね!」
「はっ!名字が女の子?なにその冗談。あ、エイプリルフール?それにしては遅いねー。もう七月だよ?」
「んだとゴラァ!フルボッコにしてやんぞ!」
「やれるもんならやってみろよ!僕だって強いんだぞ!それに、そんな筋肉ばかりの女の子、どこが柔らかくて気持ちいいんだよ!ちょっとは女の子らしい身体になったらどう?主に胸とか!」
「お前まで立花先輩と同じこと言うか!好きでこんな筋肉ついたわけじゃねぇし!胸だってこれから大きくなるし!」
「だから、エイプリルフールは終わったって言ってるだろ!学習しなよ、五ろのバカ二号!」
「やんのか六はのアホ一号!」
「先輩…もう離してください…っ」

犬猿と不憫な子。



●用具委員会

「ってことがあったんだよぉ…!マジで伊作嫌い…。平太ぁ、ぎゅーさせて」
「ぼ、僕でよかったら…」
「平太がいいんだよ!どっせい!あー…ぷにぷにして気持ちいい…!」
「僕、名字先輩に抱っこされるの好きです…」
「可愛いーっ!なにこの子天使!癒された!すぐに癒されたわ!伊作死ね!」
「…でも…胸小さいですね」
「平太まで言うかー。いやー、やられ「平太ァ!」
「あ、食満先輩…」
「お、アヒル先輩」
「いいか、平太。女性にそんなこと言ったらダメだぞ」
「さすが食満先輩。普通の対応だ」
「それに、胸は子供を産めば大きくなる。大きくならなくても、女性は立派に子供を育てることができる!」
「なに言ってんだこいつは。ほんっと子供バカだなアヒルは」
「そうなんですかぁ…?」
「け、食満先輩に平太!なに言ってんすか!」
「さくべー!」
「名字先輩、平太を失礼します!」
「あ、取られた」
「平太っ、女性にそんなこと言ったらダメなんだぞ!理由はまだ聞かないでくれ!」
「は、はいぃ…」
「作兵衛、なにを慌てている。はっ、お前も名字の心配をしてか?大丈夫、きっと子供を産めば名字だって「食満先輩、失礼します!」―――ガハッ!」
「はッ!?(食満先輩を殴って落としたうえに、担いでるだと!?)」
「すみませんでした、名字先輩!先に失礼します!平太、ついてこい!」
「は、はぁい…!」
「……作兵衛、恐ろしい子…っ。さすが武闘派の後輩だけあるわ」

やればできる子。



●生物委員会

「あ、僕にはジュンコがいるので結構です」
「なんとなくオチは読めてたわ。うわーん、竹谷ーっ」
「しょうがねぇなぁ…。ほら、俺が飛び込んでやっから」
「竹細工…」
「ハァ!?」

(ぎゅっ)

「……なんか可愛くない…」
「胸がない…っ」
「うっさいわ。微かにあるだろうが」
「ほんとに微かだな」
「おっぱい大きくなんないかなぁ…」
「七松先輩に揉んでもらえよ」
「胸がもげる気がして…」
「ああ…、それは怖いな…」

特にオチはなかった。


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