夢/とある後輩の災難 | ナノ

おまけの段


!注意!
ヤンデレってほどではないが、ちょっと歪んでる?
言い方を変えると、ただの真っ直ぐすぎる想いと考え。
とてつもなく短い。補足みたいなもの。





首輪をするとき、無防備に首元を見せてくる吾妻に興奮する。
だってそれは、「命をあなたに捧げる」と言ってるようなものだぞ。あんなのすぐ殺せる。
だから誰にも触らせたくない。大事にするのも、愛すのも、殺すのも、吾妻を好きにしていいのは私だけだ。


「あいつ、すぐにちょろちょろと動き回るからなー」


気持ちもころころと変わりやすい性格だし、止まるということをしない。
首輪をつけとけば、自分が誰のものか解るだろう。意識して動きを止めるだろう。
それを教えるためにも首輪をつけた。あいつも身体に叩きこむ性格だもんな!
鈴は確認のため。そこに吾妻がいると思うと安心するし、見つけやすくなる。
時々うるさくてイライラするけど。


「……」


バキン!と掴んでいた枝が折れ、地面へと落ちる。
ああ、ダメだ。無防備な首を思い出すとざわざわする。落ちつかない。
これをなんと言うんだろうな。見惚れてる?とでも言うんだろうか。
そのせいで何度もきつく留めてしまって、吾妻が苦しそうにしてたけど、あれはダメだ。
あと態度もダメだな。あんな動きや仕草をされるともっとしたくなる。しても他の女みたいにぎゃあぎゃあ言わないから耳触りじゃないし。
そう思うと、私は結構吾妻のこと好きなんだなーって改めて実感する。


「明日、首輪で赤くなった跡見たら触りたくなるんだろーなぁ…。ま、いっか。あれ私のだし」


私が何しても吾妻が私のこと嫌いになるなんてないしな!


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