夢/コネタ | ナノ

▽ SS企画 その15

わんこ「どうしよう、ハチ!私にも質問きちゃったよー!うれしーっ!」
竹谷「落ち着けって。そんなはしゃいでたら答えられねぇぞ?」
わんこ「あっ、そうだよね!よし、大人しく座って質問内容を読みます!私が読んでいいの?」
竹谷「読みたいんだろ?いいぞ」
わんこ「ありがと、ハチ!えーっと、『わんこ主は天然で苦労してると思いますが、わんこ主と一緒に過ごしていて我慢出来そうになかったときはいつですか?(笑) またその時はどうやって我慢したんですか?』……」
竹谷「はい、解散」
わんこ「わ、私もちょっと聞きたくないかなぁ…あはは…」

鉢屋「というわけで、あの子は雷蔵と兵助に任せて、私と勘右衛門で八左ヱ門を尋問しようと思う」
竹谷「ご丁寧に拘束してなぁ!ふざけんなよ!?」
尾浜「まぁまぁ落ち着きなよ。俺も気になってたんだよー。どう、好きな子と同室って。やっぱり色々妄想しちゃう?」
竹谷「妄想したら処理に困るだろうが!」
鉢屋「らしいぞ、勘右衛門」
尾浜「メモはちゃんととってまーす!」
竹谷「ゴラァ!止めろ!」
尾浜「俺には絶対に無理だわー。因みに我慢できないときっていつ?」
鉢屋「男同士なんだ、ゲロっちまいなよ」
竹谷「三郎キャラ変わってるし…。……そりゃあ…お前、いつでもムラムラしてるっつーか…。あいつとにかく無防備なんだよ…!一番は風邪引いたときだな。あれはよかった…。邪な考えしかできなくて、そのときばかりは保健室で寝かせてもらったわ。あいつも「風邪がうつったら大変だから」って賛成してくれたし。寂しそうだったけどな。ああ、でもその寂しそうな顔もすっげぇ色っぽくて、一瞬理性が飛んだんだけど咳によって理性取り戻したんだよ、俺まじ偉いよな」
尾浜「はっちゃんが遠い目してる」
鉢屋「よく我慢したな…。ついでに、どうやって我慢したんだ?」
竹谷「理性取り戻してから、あいつに「嫌い」って無理やり言ってもらった。自分から言ったんだけどショック受けてよ…そのまま保健室に行ったんだ。でもよぉ……身体は正直でさぁ…!妄想も止まらなくて……ぐすん…」
尾浜「大丈夫だよ、八左ヱ門。それが通常の男の子だ!」
竹谷「だろ!?それが結構たぎる設定でよ!数日お世話になったわー…」
鉢屋「開き直るなバカ野郎」

わんこ「あとね、『想いが通じるあったその後が見たいです!!』って言われたよ!SSじゃなくて雑談になっちゃうけど、ごめんね」
竹谷「あのあとは三郎たちに祝ってもらって、普通に授業受けたよな」
わんこ「うん。一応女だって隠してるわけだし、恋愛が本分じゃないもん。それでも嬉しかったなー!私ずっとニヤニヤしてたもん」
竹谷「ま、まぁ俺もニヤニヤが止まらなかったけどな…。油断したらいつの間にか笑っててよー」
わんこ「私もーっ。ハチとこれからも一緒にいられると思うとすっごく幸せなんだ!ハチ大好きだもんっ」
竹谷「俺も好きだぜ!早く卒業して、安定したら結婚しような!}
わんこ「嬉しい!そこまで考えててくれたの?」
竹谷「え?お前嫌だった?」
わんこ「ううん、私も同じこと考えてたから…。えへへ、幸せだなー!」
竹谷「へへ、幸せだな!」

尾浜「余計鬱陶しくなったよね」
久々知「幸せならそれでいいのだ」
鉢屋「私たちの前だからって油断しすぎだろ。もっと人目を気にしろあのバカップルども」
不破「でも、二人の幸せそうな顔を見れるのは僕も嬉しいかな?」