▽ 探偵のお話 その7 「#名前#せんせっ」 「……なに?」 「そんな警戒しなくても…。私、先生のためにばれんたいというものを用意しました!」 「あらまぁ珍しく女の子っぽいことしてるのね。断る」 「お腹空いてるって言ってましたよね?」 「お腹いっぱいです」 「いいから食えよ」 「口も態度も悪いから断る」 「あーんしてあげるからよ」 「だから、口悪いって…。#名前#ちゃーん、もうちょい言い方と態度を変えようねー」 「#名前#先生じゃなかったらちゃんとしてますー」 「へー。相手誰?」 「というのは嘘でーす」 「竹谷くん?」 「あぁ、あいつにはあげますよ」 「小平太には?」 「…」 「解りやすいな」 「あげたいけど断られるの知ってるんで、渡さないです」 「は?なんで?え、てかこれガールズトークってやつじゃね?うわ、先生テンションあがってきた!」 「ガールズじゃないから。先生おっさんじゃん」 「いいからいいから!で、なんで?受けとるだろ」 「庶民くさいもん食べなくても、美味しいもん食べてんじゃん。あと年離れてるし」 「(そんなことないって!)見た目の割には乙女だな」 「先生、思ってることと言ってることが多分逆。だから渡したくない」 「いや、喜ぶと思うぞ?若い子からもらうと絶対ぇ嬉しいって!」 「言い方がおっさんだ…。私以外からも貰えるじゃん。もういいのー、竹谷には渡してくるー。あと食満さんと潮江さんにも」 「小平太にあげないなら、それこっそりやったほうがいいぞ」 「なんで。嫌ですよ、面倒くさい」 「んー…まぁいいか。よし、だったら目の前でやってこい」 「意味わかんない…。行ってきまーす!」 「行ってらっしゃい。………さ、お楽しみはあとから留さんに聞いて、俺も街に行くかー。モテる先生は辛いねぇ」 ▼ 七松ルートの続きを誰か頼みます。管理人は力つきました。 |