(log)
『せいきしカサマツ▼』
「タカオ、今回はオマエに助けられたな」
「いえ!カサマツさんの役に立てたなら嬉しいです」
「そうか。……それで、だな、その…もう、次の街へ行っちまうのか?」
「あー、しばらくはこの街で鋭気を養お」
「ハイそこまでータカオっちー次行くっスよ次ー」
「え、ちょ、キセくん!?」
「オイ待て、まだタカオに言ってないことがある。オレを一緒に行かせてくれ」
「へ?」
「〜〜っ、騎士タイプならオレで間に合ってるっス!タカオっち守んのはオレなの!」
「オマエみてーにチャラチャラした奴にタカオを任せられっか、パーティ今すぐおりろ。オレと代われ」
「イヤっスよ!あとオレはチャラいんじゃなくてシャラいんス!存在が眩しいんスよ!!」
「いや意味わかんねーよ」
「ブフォwwwキセくんwwwwwwドヤ顔ヤメテwwwwwwwwww」
『ようまヒムロがあらわれた!▼』
「可愛い子だねタカオ君は。勇者なんてやめてオレと、この森で暮らさないか?」
「いや正直森とかいうレベルじゃないっすここ。完全に森の中に建造されたパレス的なものですよね」
「ああ……前の状態があまりにも汚かったから、つい」
「綺麗好きなんすね」
「だから結婚したあとも掃除は任せてくれ。でもタカオ君の手料理が食べたいから、料理は任せてもいいかな?」
「すごい家庭的な妖魔wwww」
「いや、タカオ、おま、笑ってっけど、アイツ、目が笑ってねえまじだぞ!!!」
「ヤだな、アオミネ君。オレはいつもまじだよ」