8/31HappyBirthday!


(※ぬるっと閲覧注意)














「ッちょっ、青峰……!」

「あー?」





今日は青峰の家族が不在とのことで飯を作りにきたんだけど。
いや、なにしてんのコイツ。

ちょっとボンヤリしてたらいつの間にか背後から抱き締められていて、お腹に回った手が何かムダに厭らしく動くから離れようと身動ぐ。
けどガッチリホールドされていて動けない。





「飯作れないんですけど」

「先にこっち頂こうかと思って」





かちゃ、と不吉な音がして慌てて視線を落としたら、褐色の掌がオレのズボンの、ベルトに、





「なっにして、やめ……!」

「前から思ってたけど、やっぱ後ろからの方が外しやすいのな」

「やっ、さわ、……ンっ」





前屈気味になったのをイイコトに後ろから覆い被さってくる青峰。

つうか、後ろ、当たってんだけど!不穏なブツが!

そう訴える間もなく下着の上から自分のソレを刺激されて思わず体が震える。





「ひ、ぁっ、や…め!ダメだ、って……!!っく、んぅ」

「はいはいツンデレ可愛い可愛い」

「はぁっぅ、ン!」




ぐり、と主張し始めた自身の尖端を弄られて、布地が湿っていくのが分かる。
膝が震えて、立っていられない。
お腹に回されて逞しい腕にしがみつくようにしていたら、耳元で青峰が小さく笑ったのが分かった。





「そろそろ、喰ってもいいか?」





後ろに擦り付けられた青峰のソレにびくりと肩を揺らす。
まさか。とは、思うけど。立ったままする気じゃねーよな。オレ、完全に飯作るどころじゃなくなるけど、それ。

視線で呼びかけようかとゆっくり首だけ振り返ったら、予想外に柔らかい笑みが視界に映り込んで胸が締め付けられる。



なに、優しく微笑んだりしちゃってんだよ、オマエは。



何処となし敗北感に苛まれつつも、不思議と悪い気はしなかった。




「……、」

「あん?何か、言った…」

「どーぞ召し上がれっつったの!恥ずかしいんだから二回も言わせンぅッ!ふ…ぁっ、」





やけくそ気味に言葉を投げたらムリヤリ後ろを向かされキスされる。荒っぽくて強引なそれに反応して固くしてるとか、オレもとんだ変態だ。
入り込んできた舌に自分のを絡ませたらぐちゅぐちゅとヤラシイ水音がやたら耳についた。
息があがる頃、少し顔を離した青峰が唇の端の唾液を舐めとる仕草にまた、昂る。








「じゃ、イタダキマス」








人様ん家の台所で、とか考えてる余裕は。



もう、なかった。








(もう好きなだけ、食べてよ)





(13/9/1)



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